城崎温泉と有馬温泉のどっちに泊まるのが良いのか、宿泊代金、泉質、温泉街、アクセス、おすすめ旅館の違いを比較してみましたので教えます

城崎温泉と有馬温泉のどっちに泊まるのが良いのか、宿泊代金、泉質、温泉街、アクセス、おすすめ旅館の違いを比較してみましたので教えます

宿泊代金で比べてみる

関西から行く温泉旅行の時に城崎温泉と有馬温泉のどちらに泊まろうか悩みましたので、まずは宿泊代金を比較してみました。


城崎温泉で私が泊まってみたいと思ったある程度大きくて施設が整った宿は西村屋ホテル招月庭、西村屋本館、ホテル金波楼、城崎円山川温泉銀花、三木屋、川口屋城崎リバーサイドホテルです。


調べた時点での1泊2食付きの2名1室での1名の宿泊代金は次となっていました。


川口屋城崎リバーサイドホテル 22,000円〜
ホテル金波楼(日和山温泉) 24,400円〜
城崎円山川温泉銀花 27,000円〜
三木屋 29,700円〜
西村屋ホテル招月庭 33,000円〜
西村屋本館 48,400円〜


城崎温泉は人気が高いことから宿泊代金もそれなりの価格となっています。


有馬温泉で私が泊まってみたいと思ったのは兵衛向陽閣、有馬グランドホテル、有馬ロイヤルホテル、中の坊瑞苑、欽山です。


どちらも老舗の宿や大型ホテルで設備が整ったところばかりです。


また食事はビュッフェ料理となっている宿もあります。


調べた時点での1泊2食付きの2名1室での1名の宿泊代金は次となっていました。


有馬ロイヤルホテル 21,450円〜
兵衛向陽閣 23,540円〜
有馬グランドホテル 23,650円〜
中の坊瑞苑 40,000円〜
欽山 58,300円〜


有馬温泉も城崎温泉と同様に人気の宿の宿泊代金はそれなりの価格となっています。


1泊2食付きの宿泊代金は城崎温泉も有馬温泉もあまり違いがありませんので、温泉の違いやアクセス、温泉街の雰囲気などからどちらが好きなのかで選べば良いと思います。


冬の蟹のシーズンに蟹を食べたいのでしたら圧倒的に城崎温泉なのですが、宿泊代金は蟹の代金も加味されることから一段っとアップされます。

温泉の違いについて

城崎温泉は温泉の湧き出る量が多くないことから、4つの泉源から湧き出た湯を集めてブレンドして再び各宿や外湯に送るという温泉の一括管理が行われています。


城崎温泉の泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、一括管理されていることからどの外湯施設や温泉宿でも同じ泉質となっています。


また、宿の浴場の浴槽の大きさは宿の規模によって決まっているので、解放感のある大きな湯船は大型旅館しか作ることができないのです。


湯量の制限により城崎温泉には温泉付き客室や源泉かけ流しの宿はほとんどありません。


部屋に露天風呂などがある部屋に宿泊したい方は、部屋風呂は沸かし湯(白湯)が使われている事が多いのでチェックすると良いでしょう。


川口屋城崎リバーサイドホテルかわせみ玄武の湯
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西村屋ホテル招月庭
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有馬温泉の泉質は金泉(含鉄強塩泉)と銀泉(ラドン泉・炭酸泉)の2種類となっています。


金泉は有馬温泉古来の鉄分と塩分を多く含む赤褐色の温泉で、保温と保湿効果が高いと言われています。


銀泉は無色透明のサラリとした湯触りの温泉で、ラドン泉は自然治癒力を高めてくれ、炭酸泉は血流改善や飲用により食欲増進に効果があると言われています。


有馬温泉全体の総湧出量は毎分約900リットルと言われていますが、宿泊施設などに供給されている量は1割程度と言われていますので決して多くありませんので加水による湯量の調整をしている宿もあります。


金泉の有無や源泉かけながしなどは行きたい宿の状況をチェックすると良いでしょう。


私が行きたい宿での加温、加水や金泉、銀泉、かけ流しなどの状況は次となっていました。


兵衛向陽閣 
金泉の内湯と露天風呂あり
加水なし
放流・循環併用式 
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有馬グランドホテル 
金泉の内湯と露天風呂あり
放流・循環併用式


有馬ロイヤルホテル 
金泉露天風呂あり
加温あり
放流・循環併用式


中の坊瑞苑 
金泉の内湯と露天風呂あり
加水なし 加温なし
放流・循環併用式
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欽山
大浴場は極楽泉源の金泉
加水なし 加温あり
放流・循環併用式


有馬温泉では部屋風呂で金泉を楽しめるところもありますので、金泉をゆっくりプライベートに楽しみたい方にお勧めです。


兵衛向陽閣には金泉の半露天風呂付きの貴賓室、有馬グランドホテルには金泉露天風呂付きと銀泉露天風呂付きの部屋、中の坊瑞苑では金泉露天風呂付きと銀泉露天風呂付きの部屋、欽山では銀泉半露天風呂付きの部屋があります。


他では銀水荘兆楽、天地の宿奥の細道、竹取亭円山、御幸荘花結び、四季の彩旅篭、亀の井ホテル有馬、龍泉閣で金泉の部屋風呂を楽しむことができます。

温泉街の雰囲気と食べ歩き

温泉街の規模としては圧倒的に城崎温泉の方が大きく、多数のお店がありますので賑わっています。


城崎温泉の年間の来訪者は77万6300人とのことです。


観光シーズンには外湯めぐりやグルメを楽しむ方でとても賑わいます。




城崎温泉には「さとの湯、「地蔵湯」、「柳湯」、「一の湯」、「御所の湯」、「まんだら湯」、{鴻の湯」の7軒の外湯があり、泉質は同じですが雰囲気が違うことから外湯めぐりを楽しむ方が多くいます。


食べ歩きグルメではたまご専門本巣ヱ城崎総本家のたまごパン、発酵餡菓うかわのあんドーナツ、お芋とカヌレ城崎足湯カフェの焼き芋スイーツ・カヌレ、城崎おみやげ百選の松葉ガニクリームコロッケや但馬牛スジまん、短編喫茶Unの生バターどら焼き、牛匠上田城崎店の但馬牛ステーキ串、おけしょう鮮魚のお食事処海中苑の海鮮丼、但馬牛デリカ茶屋の但馬牛まん、CREEZAN城崎温泉本店の但馬牛バーガー、円山菓寮の湯あがりぷりん、城崎てんぷらふるや物産店のかにねぎ串天、レゾンデートル城崎温泉店のレモンスイーツ、城崎ジェラートカフェChayaのジェラートが人気となっています。
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外湯めぐりとグルメ堪能で1日があっという間に終わってしまいそうです。


有馬温泉は城崎温泉に比べますとこじんまりした温泉街となっています。






外湯は金の湯と銀の湯の2か所となっていますが、24種のお風呂があって1日中いても楽しめる温泉テーマパークの太閤の湯もあります。



グルメでおすすめなのは湯本坂にある竹中肉店のお肉屋さんコロッケやお肉屋さんミンチカツ、神戸牛串焼き、豆乳スイーツ専門店の有馬まめ清豆腐屋の洋菓子店の豆乳ドーナツのぼうなつと豆乳ソフトクリームのまめ清ソフト、湯之花堂本舗太閤通り店のなま炭酸せんべい、ミツモリカフェの炭酸せんべいを使ったミルクレープや和ッフル、ティラミス、アリマ ジェラテリアスタジオーネの塩マスカルポーネきんかん香る甘酒仕立て、ありまサーダーピンクグレープフルーツ、くりの里の焼き栗や丹波栗ソフトクリーム、うわなり珈琲の有馬温泉チーズケーキ、猪名野茶房の本生わらび餅が人気となっています。



アクセスについて

関西地区から気軽に日帰りでも楽しめるのが有馬温泉です。


電車やバスでも1時間ほどで大阪駅から行くことができます。


車ですと高速道路を利用すれば大阪から1時間もかからないで行くことができます。


城崎温泉はJR大阪駅から特急「はまかぜ」に乗車すれば約3時間でJR城崎温泉駅へ直通で行けます。


車ですと高速道路で2時間40分ほどとなります。


有馬温泉よりも時間がかかりますが、日本海すぐの所まで行くことから特別感があり旅行気分を満喫できるのではないでしょうか。


近場でゆっくりと温泉を楽しむなら有馬温泉、日本海の幸も楽しみ旅行気分を満喫したいのであれば城崎温泉がおすすめです。

おすすめの旅館について

リーズナブルに宿泊できることから人気の大江戸温泉物語の宿ですが、城崎にはPremiumきのさきがありますが、有馬温泉には大江戸温泉物語の宿はありません。


大江戸温泉物語の宿はリーズナブルな宿泊料金で温泉を楽しむことができるので家族連れの方などに人気となっていますが、有馬温泉には大江戸温泉物語の宿の様な宿泊代金で楽しめる規模の大きな宿はありません。


旅行の際の宿選びでは宿泊したいなと思った宿の宿泊代金と共に、実際に宿泊された方のじゃらんや楽天トラベルでの口コミ評価はしっかりチェックしています。


ただしこの口コミによる評価は宿側がある期間を経過しますと悪い評価の口コミを削除できますので注意が必要です。


口コミやお客さまの声というところには口コミ数が表示されているのですが、実際の表示されている口コミ数が少ないところは削除されているかもしれません。


また実際に宿泊された方の口コミに対し宿側がコメントを載せている宿もあり、良くなかったという口コミに対しても回答されていて、サービスを良くしようとする努力をされている宿は総じて評価も良い宿が多いと思います。


城崎温泉の行きたいと思った宿の口コミによる評価は次となっていました。


じゃらん 楽天トラベル コメント有無
ホテル金波楼(日和山温泉) 4.6 4.53 あり
川口屋城崎リバーサイドホテル 4.5 4.69 なし
城崎円山川温泉銀花 4.8 4.87 あり
三木屋 4.9 5.00 なし
西村屋ホテル招月庭 4.9 4.80 なし
西村屋本館 取扱なし 4.60 あり


有馬温泉の行きたいなと思った宿の口コミによる評価は次となっていました。


じゃらん 楽天トラベル コメント有無
有馬ロイヤルホテル 4.3 4.45 なし
兵衛向陽閣 4.7 4.61 あり
有馬グランドホテル 4.7 4.77 あり
中の坊瑞苑 4.9 4.42 あり
欽山 4.8 4.60 あり


そして私が温泉宿選びで参考にするのがプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選と5つ星の宿です。


プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選では次の宿が選ばれています。


城崎温泉 西村屋ホテル招月庭 総合50位 もてなし部門26位
日和山温泉 ホテル金波楼 総合51位 設備部門34位
有馬グランドホテル 料理部門 57位
有馬温泉 天地の宿奥の細道 料理部門 77位


有馬温泉の有名な大型旅館が入っていないのが不思議です。


5つ星の宿とは人気温泉旅館ホテル250選に入選し、通算5回(年)以上入選した施設に与えられる称号です。


また5つ星の宿には25回以上入選した宿の5つ星の宿プラチナという更に上の称号もあります。


西村屋本館、西村屋ホテル招月庭、欽山、兵衛向陽閣、有馬グランドホテルが5つ星の宿で、欽山以外は全てプラチナとなっています。


宿選びの基準として1泊2食付きの宿泊代金は2万円以下の宿というのが我が家の基準のため、城崎温泉や有馬温泉は少し宿泊代金がオーバーしているのが実情です。


宿泊代金を少しアップして行くとしたら城崎温泉では少し離れていますが、日和山温泉のホテル金波楼だと思いましたが、同じ離れているのでしたら大江戸温泉物語Premiumきのさきの方がリーズナブルで良いかと思ってしまいます。


ただしPremiumきのさきの大浴場のくるひの湯露天風呂、げんぶの湯壺湯は温泉ではないのが残念です。
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それでも大江戸温泉物語は1泊2食付き1人15,000円ほどで泊まれるのは魅力的です。


Premiumきのさきの口コミによる評価はじゃらんが4.3、楽天トラベルが4.03でコメントは書かれていません。


大江戸温泉物語のPremiumの宿はラウンジでのアルコール類が飲み放題ですし、ビュッフェ料理も以前よりも良くなっていると思います。


有馬温泉でしたら有馬グランドホテルが5星の宿であることから良いかと思います。


有馬温泉で宿泊代金が2万円以下で金泉が楽しめる宿は無いかと探しましたらメルヴェール有馬を見つけることができました。
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口コミによる評価はじゃらんが4.2で楽天トラベルでは4.15と悪くありませんし、コメントもしっかり書かれていますので良さそうです。


メルヴェール有馬の場所は有馬温泉駅から100メートルほどと便利な場所ですが、道は400メートルほどの登り坂となっていますので温泉街散策は帰りが大変かもしれません。


5つ星の宿プラチナの宿の良さを取るか、宿泊代金の安さを取るか悩ましいところです。

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