湯村温泉の浅野家の和室12畳の部屋と夕食と朝食の料理と温泉のお風呂についての宿泊記レビューブログです

湯村温泉の浅野家の和室12畳の部屋と夕食と朝食の料理と温泉のお風呂についての宿泊記レビューブログです

浅野家を選んだ理由

城崎温泉に対してリーズナブルに宿泊できる湯村温泉に宿泊する際に朝野家にするか井筒屋にするのか悩みました。


わが家が温泉宿を選ぶ際に参考にしているのが5つ星の宿とプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選です。


5つ星の宿は佳泉郷井づつやと浅野家で、井づつやはプレミアムとなっています。


プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選では佳泉郷井づつやが21位、朝野家が72位となっています。


これですと井づつやが圧倒的に評価が高いので選ぶべきなのですが、宿泊代金が調べた時には朝野家が16,500円から、井づつやが26,400円からとなっていて、1泊1万円も違っていたのでした。


プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選のもてなし部門では井づつやが29位、料理部門では井づつやが18位、朝野家が35位となっています。


結局は浅野家に宿泊したのですが、それは宿泊代金の価格がオータムスペシャルクーポンで4,050円引きとなっていたからです。


一泊2食付き一人16,500円の最安値プランでもクーポンが利用できるので驚きの安さで宿泊できたのです。


4,050円引きのクーポンが利用できたので、宿泊したのは最安値プランではなく、月替りお値打ち会席3,300円引きプランというもので、和室12畳で1人19,800円のプランです。


実際に朝野家に宿泊してみたレビューは次となります。

チェックインとチェックアウトについて

朝野家は玄関先がとても分かりにくいので、玄関先に行く道まで係の方が居て誘導してくれました。


道路にある浅野家の看板は字体が「朝?家」となっていますので、私は最初に字が違うので悩んでしまいました。


玄関前は広くありませんので車で横づけして荷物を降ろしますと係の方が駐車場まで車を運んでくれます。



車から降りる際に名前を言えば、フロイントではチェックイン準備が出来ていました。


チェックイン時にウェルカムサービスの抹茶と和菓子をラウンジで頂くことができます。


チェックアウト時には車を玄関先まで運んで来てくれます。


お見送りには女将さんや従業員の方が3名と、食事の時にお世話をしてくれた客室係の方まで出てきてくれて、見送ってくれました。


ここまで丁寧に見送りをしてくれた宿は初めてでした。


見送って頂いた女将さんの着ていた着物の柄が素晴らしく、さすが老舗温泉旅館の女将さんは違うと思わせてくれるものでした。


女将さんを見るだけでも一見の価値があると思いました。


また車のフロントウインドーにはかわいい手作りの千羽鶴のお守りが飾られていて、心遣いがすごいと思わせてくれました。



また来たいと思わせてくれる女将さんのパワーが素晴らしくて、心地よい宿でした。

部屋について

部屋は和室12畳の禁煙の部屋にしました。


宿泊代金が更に安い和室10畳の部屋もあるのですが、こちらは喫煙可能の部屋のためタバコの臭いが気になるかもしれないと思い、禁煙の和室12畳にしました。


12畳ですから2人には丁度良い広さです。





フロントで部屋のキーをもらえば自分で部屋まで行きます。


お茶請けがテーブルの上に置かれていましたし、お茶セットも置かれていてお湯は電気ポットに用意されていますので自分でお茶は入れます。



冷蔵庫にはサービスのミネラルウォーターが入っていました。


広縁には椅子セットがありますのでこちらに座れば足も楽です。


部屋は6階でしたから窓からは温泉街の景色を見ることができます。




洗面台は2ボウルですから便利でしたし、お風呂はポリバスですが蛇口からは温泉が出てきますので、部屋で源泉かけ流しの温泉を楽しむこともできます。




トイレも狭くないので快適でした。



アメニティは洗面所にはクシ、ブラシ、シャワーキャップ、髭剃り、綿棒がありましたし、洗面台には温泉化粧水、スキンウオーター、スキンミルク、ヘアートニック、ヘアーリキッド、ハンドソープが置かれています。






ドライヤーは据え置きのものとなっています。


歯ブラシセットはタンスの中にタオルが入っている巾着袋に入っています。



タンスにはバスタオルと浴衣、帯、羽織が入っています。


エアコンは独立式ですから部屋の温度は自分の好きな温度に調整できます。

食事の料理について

食事の場所は個室食事処でのプランですから、2階に部屋を用意してくれていました。




夕食時にはワインを我が家は飲むのですが、部屋にドリンクリストが置かれていて準備に時間がかかると書かれていましたので、事前にフロントに電話してワインを用意しておいてもらいました。




ワインは一番安価なチリワインのミシオネスデレンゴシャルドネを注文しましたが、テーブルにはワインクーラーに入って用意されていました。


4,400円なのですが料理の味を邪魔しない優しくてすっきりした味でした。


お品書きは次となっていました。


食前酒:自家製 梨のカクテル(ノンアルコール)
先附:黒胡麻豆腐 萩見立て
前菜:葛の花盛合せ 素麺南瓜甘酢漬 鹿肉メンチ 鰻白焼き 甘海老唐揚げ 松茸おろしポン酢
凌ぎ:海老の揚げ寿司と鰻のパートフィロ揚げ
造里:日本海の幸盛合せ 柚子胡椒おろし和え
煮物椀:丸大豆と早松茸 早蕪すり流し 薄葛仕立 すっぽん豆腐巾着 焼松茸
焼物:シャトーブリアン ムフスソース添え ひよこ豆とじゃがいものピリ辛仕立てソース
温物:矢田川のずがに鍋 
食事:但馬産こしひかり
香の物:自家製漬物
留椀:赤出汁
水物:自家製抹茶汁粉


食事をしていますと女将さんが部屋に挨拶しに来てくれました。


料理の材料は全て地の物で、料理がとても繊細なため本来であれば浅野家は200人ほどが泊まれる宿なのですが、料理は100人分ほどを作るのが精一杯とのことでした。


女将さんの地元食材を使った手造料理に対する料理に対する情熱がすごいことは、お話を聞いていますとひしひしと伝わってきました。


この時の女将さんの着物もとても素敵なものでした。


リーズナブルな宿泊代金でこの料理の味とクオリティーはすごいと感心しました。




お造りは新鮮でおいしかったです。




先附は月に見立てていて、うさぎが餅をついています。


うさぎの姿に包丁で切る技術はすごいと思いました。


前菜の鹿肉メンチには角に見立てた飾りがほどこされています。



カエルの細工もすばらしい包丁さばきです。


なかなか出来る板前が今はいないと女将さんが言っていました。



うさぎにはちゃんと目もあり、造形の技術がすばらしいです。



早松茸は香りがとても良いもので、贅沢でした。



海老の揚げ寿司と鰻のパートフィロ揚げです。



但馬牛のシャトーブリアンは柔らかく、とてもおいしいものでした。



線香花火のサービスです。




近くの香美町の矢田川のずがにだそうですが、蟹味噌がとても美味しいのに驚きました。




全て手作りの料理だそうですが、とても美味しく頂きました、ごちそうさまでした。


朝食も同じ個室食事処でとなります。


朝からずらりとおかずが並びますので、普段は量を食べない私もご飯をおかわりしてしまいました。




生野菜が新鮮でとても美味しかったのです。



すごい手作り料理の種類です。





小鍋は手作り豆腐でしたし、出汁巻き玉子も絶品でした。


2万円を切るリーズナブルな宿泊代金でこの料理を食べることはすごいと感動しました。


宿泊代金は高くなってしまいますが、板場が腕を振るう女将大絶賛の月替わりの会席料理を食べてみたいと本当に思いました。


蟹のシーズンにまた行きたいと本気で思っています。

温泉のお風呂について

大浴場は地下2階なのですが、エレベーターが地下2階までしかありませんので地下1階から2階までは階段を下りなければなりません。





階段も結構急となっていますので足が悪い方などは注意が必要だと思いました。




大浴場の前では冷たい抹茶と黒豆茶のサービスも午後7時まで行われていました。



大浴場は内風呂と露天風呂、サウナがあるものが2か所あり、時間によって男女の入れ替えが行われていました。








サウナは温泉の熱を利用したものとなっていますので低温サウナで、私が利用した時は62℃となっていました。


片方の露天風呂には滝がありました。
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大浴場はそれほど広くないのですが、平日は宿泊人数が少ないためか混雑くることはまったくなく、貸切りとなる時もありました。


大浴場の利用可能時間は午後3時から深夜12時、午前5時30分から午前9時30分となっています。

売店などについて

売店はフロント横にあり、私はこちらで部屋で飲むミネラルウォーターやビールを購入しました。



営業時間は午後3時から午後6時、午前8時から午前10時となっていますので、夕食後にお土産を買うことはできません。


自動販売機はフロントの左側通路にあります。


心付けについて

私がチェックインしたのは午後3時40分頃でしたが、チェックイン後には部屋までの中居さんによる案内とお茶サービスはありませんでした。


後で部屋まで客室係の方が挨拶に来られましたが、客室係の方は食事処での夕食と朝食のサービスだけでしたので心付けは渡しませんでした。


老舗の高級旅館の雰囲気でしから心付けが必要かなとも考えましたが、安価な宿泊代金で利用している事からも心付けは不要と思いましたし、今は下足番の方が居るほどのよほどの老舗高級旅館でない限り心付けは不要だと思います。

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