栃木県の鬼怒川温泉のあさやはプロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキング21位の宿となっています。
ランキングはおもてなしや料理、客室や大浴場といった施設、館内で行われるイベントや四季の演出などの企画という4つの部門があり、それらの総体評価が総合となっています。
あさやが総合ランキング21位となったそれぞれの項目ランキングは次となっています。
おもてなし:17位
料理:39位
設備:18位
企画:100位ランク外
鬼怒川温泉のあさやへ個人旅行で宿泊した感想はそれ以上のランキングの宿に宿泊した時よりも満足感があり、再び鬼怒川温泉に宿泊するのであればあさやに再度泊まりたいと思えるほど満足しました。
チェックインは午後4時近くになったのですが、まずはホテルの玄関まで車で行きますと係の方がエントランス前に居て玄関前にまずは車を停めてくださいと言われました。
玄関周りの屋内駐車場はすでに満車なので、荷物と同乗者を降ろした後に道路を挟んだ向かい側の駐車場に車を停めてくださいと言われました。
チェックアウト時には雨が降っていましたので向かい側の屋外駐車場から車を玄関先まで持ってきてくださいとエントランスに居た係の方に言われました。
もちろん高級ホテルらしく向かい側の駐車場まで雨の中を行くので傘を貸してくれますし、玄関前に到着した際には係の方が濡れた車のドアハンドルを握る際に手が濡れないようにタオルでさっと拭いてくれるなど、高級ホテルのおもてなしのサービスがすばらしいと感じさせてくれました。
同行者が玄関先で荷物と共に車が来るまでの待っている際のおもてなしも素晴らしかったとのことで、お見送りスタッフも何人もいてしっかりお見送りまでしてくれるとても気持ち良いホテルだと思いました。
午後4時のチェックイン時にはフロントは混んでいたのですが、フロントの係の方は5名もいましたのでそれほど待つことも無くチェックインする事ができました。
部屋までは係の方が荷物を持ってくれて案内をしてくれました。
今回の宿泊は直前の予約でしたのでスタンダードな部屋の和室渓谷側12畳と和室渓谷側10畳又は街側12畳しか空いていませんでした。
せっかくの鬼怒川温泉ですし、宿泊代金もあまり変わらないので和室渓谷側12畳に宿泊する事にしましたが、このようなリーズナブルなプランであっても部屋までの案内もとてもおもてなしを感じることができました。
そしてあさやと言えばバブル時代に建てられたことから豪華なシースルーエレベーターのある吹き抜けのホールがとてもすごいのです。
また6階にあるお土産店も吹き抜け沿いにぐるりとあって、お土産のショッピングも楽しめてとても良かったのです。
温泉旅館でこれほど充実したお土産店の広さはなかなか無いのではないでしょうか。
お土産店でおすすめとなっていたラーメンを購入して自宅で食べましたが、とても美味しくいただくことができて満足できました。
おすすめとなっていたあさや物語の栗まんじゅうも美味しく頂きました。
今では温泉旅館に行きますとお土産売り場が狭い場合にはあさやほど広いお土産売り場があると良いねと言っています。
あさやにはとてもリーズナブルな宿泊プランで宿泊したのですが、それでもおもてなしをとても感じることができましたので、プロが選ぶ日本のホテル旅館100選のランキングが上位でなくても良い宿はあるのだなと実感しました。
あさやは全192室の超大型旅館なので最大の上得意のお客は団体客だとおもわれますが、個人宿泊客によるBIGLOBEのみんなで選ぶ温泉大賞で東の横綱に選ばれていたり、温泉宿・ホテル総選挙でも上位に選ばれていることからもわかるように個人旅行客の方にもおすすめのホテルです。
わが家も再訪したいと本当に思っています。
宿泊する部屋はリーズナブルなプランでの宿泊ですから秀峰館和室の12畳でした。
部屋の難点は窓側にある広縁のリビングスペースの席に座りますとテレビが見にくいことでした。
それ以外はきれいに掃除もされていて快適に滞在できました。
部屋に入りますとすぐに冷蔵庫と冷水ポット、湯沸かしポットが置かれている水屋があり、横が洗面台となっていてその奥がトイレとなっています。
下にある冷蔵庫の中には有料のビールやドリンクなどが入っています。
上の冷蔵庫は空ですから売店や自動販売機で買ったビールやペットボトルのドリンクなどを冷しておくことができます。
部屋の広縁の横には温泉が出る浴室と脱衣場と洗面所があります。
脱衣場の洗面台には化粧品の温泉ミスト、温泉トニック、温泉リキッドが置かれていました。
ドライヤーは風量も十分にあるパナソニックのナノイーでスカルプモードもありますので快適に使えました。
樹脂のバスタブですが温泉が楽しめますので、窓を開けて温泉風呂に入れば景色を少し見ることもできてくつろげました。
広縁からはベランダに出ることができますので、川の景色や対岸にある廃墟の建物を眺めることができます。
短いですが川側の景色がわかる動画はこちらになります。
窓からは東武鬼怒川線の車両が走るのも見ることができ、駅が近いのでゆっくり走る車両が楽しめます。
和室ですから夕食中に布団を敷いてくれます。
敷き布団のマットレスが少し薄いので寝てみますとお尻や腰のあたりに底つき感があり寝づらいと感じましたので、自分で押し入れにあった敷きマットを出して2重にして寝ましたら快適でした。
あさやの大浴場で1点だけ残念なのは大浴場にバスタオルが置かれていないので部屋からハンドタオルと共にバスタオルを持って行かなければならないことです。
バスタオルは部屋に一人2枚用意されているのですが、他のランキング上位の宿泊施設はほとんどが脱衣所にバスタオルが置かれていて使い放題となっていて、髪の毛の長い女性の方は湯上り後のタオルドライにも便利なことから、バスタオルが無いのは残念なポイントです。
大浴場は秀峰館の1階に男性用の大浴場の麻の湯と女性用の紅葉の湯があり、利用時間は正午から翌朝の10時までとなっています。
サウナの利用可能時間は午後2時から午後11時、午前5時から午前9時となっています。
紅葉の湯
麻の湯
また八番館の地下1階には男女別の大浴場の滝の湯があります。
利用可能時間は午後2時から翌日正午となっています。
サウナの利用可能時間は午後2時から午後11時、午前5時から午後9時となっています。
秀峰館から八番館へは6階または1階の連絡通路を使い行きます。
私は秀峰館に宿泊していましたが、八番館の滝の湯にも行きました。
浴場の広さは紅葉の湯と麻の湯の方が広いので、わざわざ連絡通路を使って八番館のエレベーターに乗って遠い滝の湯に行く必要はあまり無かったかなと思いました、
大浴場の脱衣所には係の方がいて、洗面台周りの清掃や管理をしっかりされていましたので清潔でとても快適に利用できました。
大浴場の露天風呂は半露天風呂のためあまり解放感がありません。
そのため解放感のある露天風呂を楽しみたい方のために秀峰館の13階には空中庭園露天風呂があります。
空中庭園露天風呂は南側と北側があり、朝と夜で男女の浴場の入れ替えが行われています。
南側は舟風呂となっていて、北側が立湯、寝湯があります。
空中庭園露天風呂は体を洗うカランはありますが、シャンプーやリンスはありませんので髪の毛を洗うことが出来ません。
空中庭園露天風呂の利用可能時間は午後2時から午後12時、午前5時から午前10時となっています。
私は夕食後に空中庭園露天風呂に行きましたのすでの周りが暗いので景色は見ることが出来ませんでした。
すばらしい景色を楽しむのであれば夕方か朝に利用するのがおすすめです。
大浴場にバスタオルが無いのは残念でしたが、ハンドタオルには感動しました。
普通の旅館で用意されているハンドタオルは生地が薄ぺっらく、乾くとゴアゴアした感触となりとても使いにくいのですが、あさやのタオルは柔らかくて厚みもあるとても良いものでした。
そしてあさやと刺繍までしてありますのでそれなりのコストがかかったタオルとなっていて、これがお風呂で使う時にはとても感触が良かったのでさすが高級旅館と感じさせてくれました。
そういった気遣いがされている高級ホテルということがこんな点でも感じ取ることができました。
鬼怒川温泉あさやホテルの夕食は宿泊プランによってビュッフェ料理と和風ダイニングでの会席料理を選ぶことができるのですが、人気の夕食での和洋中の100種類ほどある食べ放題のバイキングブッフェのプランにしました。
あさやホテルのビュッフェは人気ですから、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと夕食を楽しみたいという方にはお勧めしませんが、豪華な料理が並ぶビュッフェレストランで、自分の好きなものを好きなだけ食べたいという方にはやはりバイキングビュッフェは最高です。
秀峰館の8階にあるビュッフェレストランのあさやガーデンは広々としていて華やかで綺麗です。
ライブキッチンもありますので焼きたての牛ヒレステーキや揚げたての天ぷら、握りたてのお寿司、焼きたてのピザを頂くことができます。
ライブキッチンで握られたお寿司は3貫ずつお皿に乗せられていますが、お皿によってネタが違いますので自分の食べたいネタのお寿司を選んで食べることができます。
カニの食べ放題もあり、よくあるズワイガニの食べ放題ではなく、タラバカガニとなっていて身がしっかり詰まっているののでとても美味しかったのです。
カニを美味しく頂くためのかに酢も用意されていましたので堪能しました。
名産の生湯葉もありますし鮎の塩焼きもありました。
そして〆にも最適な好みのソースと具材を選ぶオーダーパスタもあります。
日によってパスタのソースは変わり、カルボナーラ、ナポリタン、ペペロンチーノ、たらこソースなどなのですが、このパスタがとても美味しいのでお替わりする方が多いのです。
その他の料理も数多くてどれもこれも食べたくなってしまいます。
刺し身(鮪・鯛・甘海老)、生ハムとモッツアレラチーズ、ホタテ貝のいくら和え、スモークサーモン、串カツ、などおつまみにぴったりの料理も食べ放題です。
その他ではエビチリ、石窯で焼いたピザ、焼売、もつ煮、サラダ、一人用鍋、しゃぶしゃぶ、蒸しハンバーグ、ビーフシチュー、ヤシオマスの餡かけ、あさや特製和牛カレー、合鴨パストラミ、じゅんさい、もずく、胡麻豆腐、たまご豆腐、棒棒鶏、中華くらげ、酢豚、唐揚げ、八汐鱒のオレンジソース、あさや風むさか、シーフードピラフ、帆立のベーコン巻き、海鮮串揚げ、一口ヒレカツ、フライドポテト、グリルチキン、ケイジャンチキン、春巻き、牛肉あんかけ焼きそば、麻婆豆腐、宇都宮揚げ餃子の中華あんかけ、豚バラ煮込み、ミネストローネ、蕎麦、漬物などが並んでいて、お腹一杯になりました。
大江戸温泉物語やTAOYA、湯快リゾートなどでビュッフェ料理は頂いてきましたが、こんなに豪華なビュッフェは初めてでした。
デザートも豊富でハーゲンダッツアイスクリーム、あさや自家製プリン、イチゴムース、パン菜コッタ、イチゴプリン、ソフトクリーム、ラ・フランスケーキ、ティラミスケーキ、カスタードロール、バスクチーズケーキ、メロンゼリー、シュークリーム、タピオカ、フルーツヨーグルト、杏仁豆腐、ミカンゼリー、大福などが並んでいます。
フルーツもオレンジ、ブラッドオレンジ、アメリカンチェリー、パイナップルなどが並んでいます。
この豪華なバイキング料理を楽しむためにあさやに宿泊するという方も多いのですが、私もまたバイキング料理を食べに行きたいと思いました。
ビュッフェレストランの利用は時間指定となっていて、午後4時頃にチェックインした事からか午後5時30分からか、午後7時15分からしか空いて居ませんでした。
そのため午後7時15分からとしましたが、9時まで利用できると言われました。
スタート時間にはレストランはそれなりに混んでいましたが午後8時を少し過ぎますと食べ終わった方が多くなり、レストランが空いてきましたのでゆっくりと料理を選んで食べることができるようになりました。
8時を過ぎてもまだまだ料理は補充されますので心配ありませんでした。
ステーキは牛脂が注入された加工肉ではありませんのでとても美味しく頂きました。
ビーフシチューは牛肉がトロトロに煮込まれていて美味しく頂けましたが、これだけでお腹一杯になりそうでした。
牛肉が好きな事からすき焼きもありましたので頂きました。
並べられた串揚げは揚げたてではなく冷めていましたので残念でした。
食事の時にはリーズナブルなハウスワインのボトルを頂きましたが、蟹やお刺身、お寿司にも合いましたので美味しく頂けました。
あさやの豪華なビュッフェ料理は本当に美味しく頂くことができました、ごちそうさまでした。
朝食ビュッフェも60種類の料理の豪華な内容となっています。
朝食ビュッフェの会場は秀峰館の8階にあるあさやガーデンと、4階にある和彩工房ですが、わが家は鬼怒川の景色を楽しみながら食事ができる和彩工房でとなりました。
朝食では各種パンやサラダ、ワッフルやホットミールがありましたし、自分の好きな具材でシェフが目の前で作ってくれるオムレツステーションがありました。
オムレツは器に好きな具材を取って入れて渡しますとチーズ入りで作ってくれましたが、ふわふわでトロトロのオムレツを頂くことができました。
そしてうれしかったのはイクラの醤油漬けが食べ放題となっていたことで、ご飯にたっぷりかけてイクラ丼にして美味しく頂きました。
そして美味しいと評判のあさや特製和牛カレーも用意されています。
私は大好物の烏賊刺しがありましたので、納豆と合せて烏賊納豆丼にして食べてしまいお腹一杯になってしまい、あさや特製和牛カレーまでは食べることができなくなってしまい残念でした。
その他のも朝食に良い料理がずらりと並んでいます。
サラダバー、ふき味噌、海苔の佃煮、山海漬け、おから、きのこおろし、大根おろし、釜揚げシラス、山菜巾着、湯葉巻き、冷奴、温泉卵、生卵、しいたけ山椒煮、玉こんにゃくの煮物、いんげんの胡麻和え、秋刀魚旨煮、目玉焼き、かまぼこ、茄子味噌炒め、焼き鮭、野菜炒め、里芋の田舎煮、厚焼き玉子、ウインナー、ロールキャベツ、スクランブルエッグ、チキンのグリル、ポーチドエッグ、ベーコン、マフィン、フレンチトースト、ワッフル、エッグベネディクト、焼売、ハッシュドポテト、おかゆ、ゆばうどん、カレー、味噌汁などが並んでいます。
朝からお腹一杯食べることができたのは幸せで、ごちそうさまでした。
またあさやには必ず来たいと思えるおもてなしと料理でした。
あさやの中のお土産店でもお土産を買ったのですが、あさやと同じ様に泊まりたい金谷ホテルのパンも食べてみたいと思いました。
そのためチェックアウトした後に鬼怒川の駅前にあるおみやげの一楽に行きました。
短い時間でしたら駅の駐車場は無料で駐車できます。
こちらで金谷ホテルベーカリーの朝出来立てのパンを購入しました。
その他にも魅力的なお土産もありましたので生湯葉などと共に購入しました。
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