ゆのくに天祥に最安値プランで実際に行った和室10畳の部屋と夕食と朝食の食事と温泉とアメニティと売店と朝市について教えます

わが家がゆのくに天祥に行こうと思ったのは宿泊日の2日まえで、天気がとても良かったので加賀温泉郷の宿を探している時に、1日5組限定の部屋も料理も全ておまかせのプランが1人22,000円でしたので行くことにしました。

 

ゆのくに天祥はプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で総合で7位、おもてなし部門で8位、料理部門で17位、設備部門で6位、企画部門で7位のでしたから行ってみたいと思いました。

 

前回は総合22位の鬼怒川温泉のあさやに最安値プランで宿泊したのですが、とても良く満足度も高かったのでランキング上位の宿に行ってみようかと思ったのです。

 

でもその前には総合12位となっている山梨県の富士山温泉のホテル鐘山苑のクラブルームの新露天風呂客室の纂燦里に1泊50,000円ほどで宿泊したのですが、少しがっかりだったのでどうしようか迷ったのもたしかです。

 

今回期待して行ったゆのくに天祥に最安値プランで行った結果は大正解でしたからその内容をお伝えします。

部屋は和室または和洋室となっていましたが、やはり白雲の館の踏込みと広縁のある和室10畳でした。

 

 

 

 

 

2人旅ですから十分の広さで、布団を敷いても広縁にある椅子セットでくつろいでテレビを見ることができました。

 

部屋からの景色は良いものではありませんが、食事までは温泉を楽しむのでまったく問題ありません。

 

 

 

洗面所のボウルは2か所ありますので便利ですし、トイレのスペースも広くて快適でした。

 

 

 

 

 

洗面台には歯ブラシセット、ブラシ、化粧水、乳液、ヘアトニック、ヘアリキッド、ハンドソープのみでした。

 

ドライヤーは備え付けタイプですから風量がありません。

 

大浴場には洗面台が混んでいる時には部屋で髪を乾かしましょうと書いてありましたが、部屋のドライヤーでは乾かすのに時間がかかり不便です。

 

利用しませんでしたがバスルームもあります。

 

 

水屋にはお茶セットと湯沸かしポットがあり、冷蔵庫には有料のビールやソフトドリンクがあります。

 

 

 

 

冷水ポットはありませんので水は洗面台の水栓からとなりますが、我が家は大浴場にあるウオータークーラーの水をペットボトルに入れて持ってきました。

 

風呂上がりに部屋でビールをと思いましたが、ギャラリーラウンジのゆのはなでアサヒスーパードライがおつまみ付きで1杯500円となっていましたのでこちらで頂きました。

 

布団は食事に行っている間に敷いてもらいましたが、マットが1枚でしたので腰の底付き感がありましたので、押し入れにあるマットをもう1枚足して快適に寝ました。

 

 

宿泊代金からからしますと快適な部屋だと思います。

 

部屋で使える無料のWi-Fiはあるのですが、使われている方が多いせいか接続が不安定であまり利用が出来ませんでした。

 

ホームページから直接予約したせいなのか、部屋は食事の場所や大浴場にも便利に行ける棟の5階の西側の部屋でした。

 

夕食の場所は食事処ではなくその横にある広いバンケットホールの鳳凰でとなりました。

 

 

入口には係の方が居て席まで案内してくれます。

 

食事の内容は基本料理の白雲膳となっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

料理の内容は次となっていました。

 

食前杯　加賀の柚子とはちみつを使用した加賀柚子ジュース
前菜　旬の海の幸　山の幸　珠洲の塩豆腐　菊花茸寄せ　紅ズワイタタキ　水雲　二色串　赤魚紅葉焼　茶巾　零余子蒸丈
椀物　加賀九谷野菜万頭
お凌ぎ　天祥棒茶うどん
造里　間八　鮪　蛸　甘海老　あしらい
火取り　肉三昧しゃぶしゃぶ鍋　国産牛肉　鶏肉　加能豚　豆腐　葱　榎茸　生麩
蓋物　加賀治部煮　鴨　簾麩　子芋　豆腐　法連草　花麩　山葵
酢の物　津和井蟹　若布　合わせ酢
食事　加賀産米こしひかり
留椀　すぱクロくん真蒸　湯葉　三つ葉　蓮根　　天祥昆布　口取り
香の物　盛合せ
水物　フレッシュフルーツ　みかんムース

 

ワインはとてもリーズナブルでフルボトルの白のコートデュローヌブランメゾンレアレキサンドランを頂きました。

 

ミディアムボディの辛口ワインで2,000円のものが5,500円でしたから良心的で、カニやお刺身を美味しく頂くことができました。

 

 

 

酢の物のカニは量はありませんがこれで十分でしたし、お造りの間八も新鮮で美味しく頂きました。

 

 

肉三昧しゃぶしゃぶ鍋は3種類の味の違いを料理長が考案した特製出汁で楽しめます。

 

 

蓋物の鴨とで4種類の肉の味を楽しめます。

 

留椀には山代のゆるきゃらのすばクロ君の真蒸が入っていますし、昆布には宿の天祥の切り抜きがあります。

 

 

お凌ぎのうどんもありましたし、加賀産のこしひかりと漬物が美味しかったのでお腹一杯になりました。

 

基本料理でしたが美味しくて十分だと思いました。

 

食事の時間はチェックイン時の部屋まで案内して頂いた中居さんとの相談で決めますが、我が家は午後6時からとしました。

 

6時の時間は空いていましたので、6時30分か7時からとしていた方が多かったと思います。

 

料理は食べる進行状況をよく見て頂いていたようで、次の料理が出されるタイミングはとても良く、待つことはまったくありませんでした。

 

とても接客が良い旅館だと評価されている理由がわかります。

朝食の時間はゆっくりの午前8時からとしてもらいました。

 

朝食の料理の内容は次となっていました。

 

 

 

 

 

 

 

お目覚めに　体に優しい野菜ジュース
自家源泉蒸し焼　ホウホウのいしる焼き
当館おすすめ　自家源泉で作った温泉卵
北陸の郷土料理　地物の白身魚を伝統の昆布締めで（車鯛　梶木）
やわらか豆　国産大豆と青海苔佃煮
蓋物　加賀車麩博多煮　野菜信田巻　昆布巻　青味
サラダ　新鮮野菜と加賀産ブロッコリー　オリジナルドレッシング
こだわりの豆腐　石川県産大豆の自家製豆腐　すくい湯葉　生姜餡
ごはん　麦とろご飯（加賀産コシヒカリと加賀の大麦）
朝の彩り　浅漬け（大根　胡瓜）茄子　青菜　福井の梅干し
味噌汁　加賀老舗114年井村商店の木桶熟成味噌汁鍋（あおさを入れて）

 

昆布締めはとても美味しく、ご飯がすすみます。

 

麦とろご飯も麦ごはんが美味しいのでおかわりしそうになりました。

 

ただ、料理の量がありますのでおかわりしなくてもお腹いっぱいになりました。

 

食事後には1階にあるラウンジでコーヒーをセルフで頂けます。

ゆのくに天祥の大浴場は3階にある「悠幻の湯殿」と、1階にある「滝見の湯屋」と「九谷の湯処」の3か所となっています。

 

お風呂は24時間入れるのではなく、深夜12時30分から午前5時までは入ることが出来ません。

 

3か所の大浴場は男女の入れ替えが行われています。

 

悠幻の湯殿

 

 

 

 

滝見の湯屋

 

 

 

九谷の湯処

 

 

 

 

実際に大浴場を利用した感想は、ゆのくにという名前からもっと広い浴場を想像したのですが、実際はそれほど大きくなかったというものです。

 

あくまでも想像とは違っただけで、通常の温泉旅館としては問題ないレベルです。

 

脱衣所のドライヤーはモッズヘアーのもので風量もありますので髪はすぐ乾きます。

 

アメニティは男性用がスキンローション、ヘアトニック、ヘアリキッドがあり、女性用は洗顔料、美容液、化粧水が置かれていますが、高級旅館としてはもう少し品数とランクをがんばって欲しいと思いました。

 

ゆのくに天祥はプロが選ぶ日本のホテル・旅館100選で7位なのに、前回宿泊した22位となっている鬼怒川温泉のあさやは大浴場のシャワーはリファのファインバブルでしたし、脱衣場のドライヤーもリファのビューテックドライヤーでとても快適で良かったのです。

 

脱衣場のアメニティもあさやはとても充実していましたので、もう少しがんばって頂きたいと思いました。

1階ロビーではいろいろなサービスが行われていました。

 

フロントロービーに入ってすぐの所には生卵が置かれていて、ロビー前の屋外にある源泉に入れて自分で作る温泉卵の手造りコーナーがあります。

 

 

セルフドリンクコーナーではホットコーヒー、オレンジジュース、緑茶が飲み放題となっています。

 

 

すぐ隣では午後4時から自家製季節のゼリーと蒸し温泉まんじゅうがふるまわれています。

 

 

 

 

朝もセルフドリンクコーナーではホットコーヒー、オレンジジュース、緑茶が飲み放題となっていますし、デザートも用意されています。

 

 

 

またグアラリーラウンジでは午後の入浴の後にアサヒスーパードライのエクストラコールドが通常800円のところ500円にて提供されていましたので頂きました。

 

売店ではお土産や塗り物、民芸品、お箸、九谷焼、加賀友禅、金箔工芸などが販売されています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1階の大浴場付近では午前7時30分から朝市が行われていて、我が家は赤かれいの一夜干しと真いかの一夜干しを購入しました。

 

 

 

 

 

自宅に持ち帰るのに12時間ほどかかるのですが、サービスで発砲スチロールの保冷ボックスと保冷剤をもらえるので、買って帰っても問題ありませんでした。

 

家で食べましたが美味しかったのでおすすめです。

駐車場は宿の建物前の県道150号線の道路を挟んだ隣側に第1駐車場があります。

 

第1駐車場の左横にある細い道を進みますと右側に第2駐車場があり、その奥右手には第3駐車場があります。

 

またかなり離れた場所には第4駐車場もあります。

 

宿の玄関横に車を停めて荷物をおろして係の方にまかせば、後は駐車場の位置まで案内してもらえました。

 

駐車場利用規約には駐車場には長さ5050ミリ、幅1950ミリ、高さ1550ミリ、重量1600キロを超える車両は駐車できないとなっています。

 

私の車は長さが5280ミリ、重量は2290キロと少し大きいので、第1駐車場の少し奥にある大きな車が停めやすい場所まで誘導されました。