プロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキング49位の扉温泉の明神館で宿泊した癒し風呂-鉢の木の部屋と夕食と朝食の料理と温泉のお風呂とおもてなしについての感想について教えます

プロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキング49位の扉温泉の明神館で宿泊した癒し風呂-鉢の木の部屋と夕食と朝食の料理と温泉のお風呂とおもてなしについての感想について教えます

明神館について

長野県の扉温泉の明神館はプロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキング49位の宿となっています。

 

ランキングはおもてなしや料理、客室や大浴場といった施設、館内で行われるイベントや四季の演出などの企画という4つの部門があり、それらの総体評価が総合となっています。

 

明神館が総合ランキング49位となったそれぞれの項目ランキングは次となっています。

 

おもてなし:100位以下
料理:100位以下
設備:100位以下
企画:100位以下

 

4項目を各項目で調べてみましたが、100位以内にどこにも出て来ないのでなぜ49位となったのかは謎です。

 

明神館が質の高い食とホスピタリティを提供するルレ・エ・シャトーの施設だからかもしれません。

 

明神館へのアクセスはこの先に旅館があるのだろうかと思える山間の道をしばらく走った先にあります。

 

旅館の玄関先に車を停めますとスタッフが駆けつけてくれて、荷物を降ろしましたら車はスタッフが駐車場に運んでくれます。

 

43室しかない規模の宿ですがフロントもゆったりとしていて、館内に入った瞬間にゆったりとした時間が流れている様に感じ落ち着きます。

 

大型旅館やホテルも施設が揃っていてとても良い面もあるのですが、明神館の様な静かで落ち着いた雰囲気は決して味わうことが出来ません。

 

部屋や大浴場、レストラン、ロビーからは四季折々の絵の様な景色を楽しむことができます。

 

程よいスタッフのおもてなしもあり、心地よい滞在が楽しめました。

 

 

 

 

癒し風呂-鉢の木の部屋について

扉温泉の明神館で宿泊する部屋選びの条件としては部屋に温泉風呂があることと、3名でゆったりと宿泊できることでした。

 

そのためツインベッドの部屋はベッドで2名のための部屋となりますので、二間続きの癒し風呂-鉢の木の部屋を予約しました。

 

そして当日に案内されたのは4階の416の部屋でした。

 

明神館で唯一の2間となっている部屋とのことです。

 

部屋に入りますと廊下があります。

 

 

 

こちらが奥の部屋です。

 

 

 

部屋に入った第一印象は真夏であった事から暑いということでした。

 

天井に設置されたエアコンのある場所は窓際の縁側の天井となっています。

 

そのためエアコン直下は涼しいのですが、メインの部屋と続きの間にはあまり冷気が来ない間取りとなっていて暑いのです。

 

あの広い部屋で天井設置型のエアコンが1台では役不足です。

 

メインの部屋に空気を拡散するためのサーキュレーターが置かれていたのですが、あまり効果はありませんでした。

 

奥の部屋はメインの部屋との間にあるふすまを閉めてしまうとまったくエアコンの冷気は来ないので夜寝るときは暑苦しくて大変でした。

 

寒い冬なら問題ありませんが、夏の7月の中旬でも暑くて大変でした。

 

せっかく広くて良い部屋に宿泊したのですが、空調の能力不足については残念でした。

 

部屋の調度品などはクラッシクな雰囲気で良いのですが、空調は快適であって欲しいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

設備としてはトイレや洗面所などの水まわりも不便ということはありませんが、やはり古さを感じました。

 

改装されている部屋もありますので、部屋選びは新しい部屋が良いかもしれません。

 

それでも部屋に付いていた露天風呂はすばらしいものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

露天風呂には湯舟しかないので体を洗うことはできません。

 

源泉かけ流しとのことでお湯の出る量は調整できませんでした。

 

水は出すことができましたので、お湯が熱いと感じた場合は温くすることはできます。

 

お湯には浮遊物がとてもあったのですが、これは温泉成分なのでしょうか。

 

解放感ある露天風呂を味わった後は、裸で椅子に横になり森林浴を楽しみました。

 

シャンパンでもあればセレブ感があるのですが、部屋の冷蔵庫にはありませんので〇〇〇を飲んでくつろいでいました。

 

入浴後には備え付けのバスローブがありましたので便利でした。

 

部屋の露天風呂の様子がわかる動画はこちらになります。

 


 

明神館には素晴らしい大浴場があるのですが、部屋に露天風呂があればプライベートに楽しむことが出来て最高でした。

食事について

明神館での食事は洋食のナチュラルフレンチ菜と和食の信州ダイニング扉となっていますが、明神館といえばやはりフレンチを食べなければと思い宿泊予約時にディナーも朝食もフレンチレストランをお願いしました。

 

フレンチレストランは予約状況によっては希望に添えないこともあると予約ページに記載がありました。

 

明神館のホームページからの予約ですからフレンチレストランを予約できると思っていたのですが、当日のレストランの席は満席となっていました。

 

 

 

 

 

 

 

夕食時に再度朝食は洋食か和食かの希望を聞かれました。

 

もちろん我が家は洋食にしたのですが和食を選ぶ方もいるようで、ディナー時に居た方で朝食ではレストランにいない方もいらっしゃいました。

 

宿泊のチェックイン時に小さな子連れの家族旅行の方が数組いましたが、我が家も小さな子連れ旅行の際はホテルや旅館でのレストランでの食事で子供が騒ぐこともあり、気苦労したことがありました。

 

決して子連れでの高級旅館やホテルの利用を否定するわけではありませんが、今回は静かな滞在を楽しみたかったので、小学生以下の子供はフレンチレストランが利用できないことから、静かな食事が楽しめると思った事もありフレンチレストランを選びました。

 

夕食メニューはせっかくのフレンチですからスタンダードコースではなく特別コースとしました。

 

田邉シェフのスペシャリティの椎茸のテリーヌも食べたかったからです。

 

肉料理はA5ランクの信州和牛にトリュフのスライスを添えてとなっていましたが、当日レストランでシャトーブリアンにアップグレードしませんかと聞かれましたので、料理が更に美味しくなればと思いアップグレードしてもらいました。

 

当日の料理メニューは次となっていました。

 

フォアグラのムース:メレンゲの板の上にフォアグラのムース、周りは林檎のゼリーと上に林檎のコンポート

 

 

 

カダイフとグリーンピースのムース

 

 

 

法蓮草のムースブランの上に蛤

 

 

 

目でも舌でも楽しめた料理でした。

 

法蓮草のムースブランは洋風の茶わん蒸しと言えるものです。

 

 

 

鮎:胡瓜・オリーブ

 

 

 

 

 

鮎はもともとキュウリの香りがするのですが、この一品は胡瓜で巻かれているのでその香りを増長して楽しむといったものなのでしょうか。

 

初夏を感じるさっぱりとしたものでした。

 

蕪:蟹・マイクロリーフ

 

 

 

 

 

カブは味がわかりにくいのですが、キャビアと蟹とは相性が抜群でした。

 

原木椎茸:トリュフオイル・海苔

 

 

 

 

生ハムでとったスープはガーリックの風味があり、エスカルゴが大好きな私には好きな一品でした。

 

食材は和食なのですが、しっかりフレンチとなっていました。

 

新玉葱

 

 

 

新玉葱の冷製スープは玉ねぎの甘さをしっかり楽しめました。

 

鯛:春菊・セリ・ミツバ

 

 

 

 

鯛は蒸してあるのでしょうか。

 

とても柔らかくて美味しく頂いた一品でした。

 

信州プレミアム牛フィレ:赤ワイン

 

 

 

 

我が家は牛肉では赤身が好きですから、シャトーブリアンは脂肪が少ない柔らかい赤身肉なのでとても美味しく頂くことができました。

 

トリュフも多くのっていましたので、ワインのソースと共に美味しく頂きました。

 

デザートと共に頂く飲み物はネスプレッソでした。

 

 

ビールと枝豆

 

 

 

枝豆のマカロンと柑橘系のジュースです

 

桃:フェンネル・ライム

 

 

 

 

 

デザートもマクロビオティックを感じるものとなっていました。

 

ミニャルディーズ

 

 

 

 

食後の焼き菓子はココナッツのムース、スイカのゼリー、花豆のケーキを煮詰めたゼリーとなっていました。

 

パンはライムギパンとヨーグルトを使用したパンの2種類となっています。

 

 

 

木の中に蕎麦の実が入った容器は温められていますので、中のパンも冷めることなく温かく美味しく頂きました。

 

料理の美味しいソースもパンでしっかり頂きました。

 

我が家は小食ではありませんが、ビールと枝豆の時にもうお腹いっぱい状態でした。

 

スペシャリティの椎茸のテリーヌは美味しかったのですが、量としては不要でした。

 

量は増えずにメインディッシュを信州和牛にグレードアップする信州和牛コースの方が我が家にはよかったかもしれません。

 

次回はマクロビオティックコースを楽しみたいと思います。

 

ディナーは地産地消明神館のお料理と信州産ワインのマリアージュというプランでしたので、ペアリングされたワインが2杯付いていました。

 

乾杯はモエ・エ・シャンドンのブリュット アンペリアルのグラスワインを頂きました。

 

モエ・エ・シャンドンについては説明がいらない程有名ですね。

 

白ワインは小布施ワイナリーの2017 オーディネール ソーヴィニヨンブランでした。

 

 

 

宿に来るための疲労により味覚が少し変だったのかなと思いましたが、今までに飲んだことが無いドライな味と風味に感じました。

 

とてもキレ味があるのですがフルーティで、後味にとても柑橘系を感じたのです。

 

素人の評価ですから参考にはなりませんが。

 

料理にはとても合いましたので美味しく頂きました。

 

赤ワインは安曇野ワイナリーのメルロ 樽熟成 の2015でした。

 

 

こちらはワイン好きなら知っている雑誌の「一個人」で赤ワイン部門の2位として紹介されたものです。

 

フルボディなのですが熟成されたためか柔らかなおいしさでした。

 

牛フィレをとても美味しく頂くことができました。

 

ワイン好きな方にはペアリングのコースはお勧めです。

 

朝食はフレンチの朝食をとても期待していたのですが、出てきた朝食アメリカンを感じるものでした。

 

まずはジュースですが地元のニンジンのジュースと林檎ジュース、牛乳にハチミツを入れたものが並びました。

 

 

 

 

 

ニンジンはミキサーで作られていますのでニンジンそのものの味です。

 

牛乳は私には甘すぎました。

 

次は野菜のスープとなります。

 

 

 

そして出てきたメインはなんとアメリカンなエッグベネディクトでした。

 

 

 

 

 

イングリッシュマフィンの上にマッシュポテトが盛られ、その上にポーチドエッグがのってオランディーズソースで覆われていました。

 

エッグベネディクトは画像では小さく見えるかもしれませんが、マッシュポテトの量もありかなりのボリュームです。

 

添えられていたカリカリベーコンとロックスはエッグベネディクトの定番で、切ったエッグベネディクトと一緒に頂きました。

 

信州のハムは粒マスタードで美味しく頂きました。

 

このボリュームであればパンは必要ないのですが、このパンが美味しかったのでエッグベネディクトを残してパンを頂きました。

 

 

最後はフルーツです。

 

 

朝食もすばらしい景色のなかで頂きご馳走様でした。

温泉のお風呂について

明神館の大浴場は3階にあります。

 

エレベーターを降りたすぐのところに白龍の大浴場があります。

 

大浴場には内湯の他に露天風呂もありますが、露天風呂はそれほど大きくありません。

 

 

 

 

また解放感も雪月花より劣ります。

 

体を洗ったりする場所は多いのですが、雪月花の様に何度も入って楽しむといったお風呂ではないと個人的には思いましたので、滞在中は1度しか利用しませんでした。

 

明神館といえばやはり立ち湯の雪月花です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは到着した日の午後5時頃利用させて頂きましたが、だれも利用者はいませんでしたので、ゆっくりと夏の緑のきれいな景色と、川の流れの音を聞きながらの入浴は癒されました。

 

湯舟の端から景色を眺めるのも良いのですが、湯舟の奥から眺める景色も絵画を眺めるような雰囲気で素敵です。

 

雪月花にはシャワーもありますので、髪の毛や体をこちらでも洗うことができることから滞在中はこちらのお風呂をメインに利用していました。

 

またミストサウナもありますのでこちらもリラックスして楽しみました。

 

脱衣所の洗面台も整っていて、大浴場と同じアメニティとなっていました。

 

寝湯は建物の一番端にあります。

 

それほど広い湯舟ではありませんので先客が居ますとくつろげないかもしれません。

 

誰もいなければゆっくりと横になってリラックスできます。

 

温泉の様子がわかる動画はこちらになります。

 


 

雪月花の大浴場は本当にリラックスできました。

アフタヌーンティーとエステについて

私たちが宿泊した時には明神館の予約のサイトにサロン1050でのアフタヌーンティーが予約できる項目がありましたので利用してみました。

 

明神館へは午後3時前の2時40分頃のチェックインとなりましたので3時からアフタヌーンティーを楽しみました。

 

チェックインに際に案内されたのがサロン1050で、こちらに林檎ジュースやコーヒー、紅茶のフリードリンクが用意されました。

 

他にも我が家の前に3組の方がチェックインを待っていました。

 

3時頃になりサロンで待っていた宿泊客が部屋に案内されだしました。

 

我が家も部屋に案内されて部屋にてチェックインを行いました。

 

そして再びサロン1050に戻りアフタヌーンティーとなりました。

 

信州素材の3段デザートは作り置きではなく、オーダーしてからパティシエの方が作るらしく、出てくるまで少し待たされました。

 

しばらくしますとパティシエの方がスタンドを持ってきましたので頂きました。

 

信州素材の3段デザートは2人分となっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

飲み物はサロン1050では午後3時から午後7時まではフリードリンクとなっていましたので、そちらを頂きました。

 

 

サロンのスイーツなどの他のメニューは次となっています。

 

フルーツティー
信州の季節のベリーやアップルの味わいと香り豊かなホットティー
2名で楽しめます

 

自家製ワッフル
パティシエが焼き上げたワッフルに扉オリジナルはちみつと手作りアイスクリームを添えて

 

オリジナルショコラ3種盛り 
少しビターなチョコレートの盛り合わせ

 

モエ・エ・シャンドングラス 
信州産グラスワイン(白・赤)
アサヒスーパードライ中瓶 

 

フリードリンクの種類は次となっていました。

 

コーヒー
アイスコーヒー
ダージリン(ホット)
セイロンアイスティー
信州産リンゴジュース
ドクダミ茶
ハーブティー(ジャスミン、ピーチアプリコット)

 

午後5時からエステを予約していたのであまり余裕はありませんでしたが、スイーツはどれも美味しく、アフタヌーンティーを楽しませてもらいました。

 

 

明神館のエステのナツラからは事前に電話を頂き、時間と内容の確認をしました。

 

トリートメントの内容は当日の調子によってボディとフェイシャルのどちらを選んでも良いとのことでした。

 

当日は事前にカウンセリングがあり、ボディとヘッドにしてもらいました。

 

内容はココナッツのオイルやミルクをベースに20種のハーブをブレンドしたスペシャルオイルで傷んだお肌を再生するといったものです。

 

アライメントを意識したケアでデトックスが促されるそうです。

 

リンパマッサージはとても気持ちがよかったのです。

 

旅館によってはエステを頼みますと外部の方が旅館に来て施されるところもありますが、明神館はスパ&リゾートと名前にも入っていることから専属のスタッフの方によるもので、満足のいくものでした。

ショップについて

お土産が販売されているショップの営業時間は午後4時30分から午後9時30分でしたので、宿に到着した日はエステと食事によって利用できませんでした。

 

そのため翌日の午前8時から12時までの、チェックアウトの際に利用しました。

 

チェックイン時のお茶菓子でだしてもらった明神館オリジナルの和風フロランタンはとても美味しかったので当然購入しました。

 

パウンドケーキもありオレンジ、ドライフルーツのどちらも美味しそうでした。

 

 

 

 

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