銀山温泉は山形県尾花沢市にある温泉で、温泉の泉質はナトリウム―塩化物・硫酸塩温泉(低張性中性高温泉)です。
温泉の色は無色透明で少し塩味があり、硫化水素臭が少しします。
湯の花もありますので、温泉に入っているのだなという実感が湧きます。
効能は切り傷、火傷、慢性皮膚病、虚弱、慢性婦人病、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節の強張り、打ち身、挫き、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復、疲労回復、健康増進となっています。
温泉は飲むことができ、温泉を飲むことでの効能は慢性消化器疾患、慢性便秘、慢性胆嚢炎、胆石症、肥満症、糖尿病、通風に効果があるとされています。
1回で飲む量は100ミリリットル位が良く、飲みすぎは良くありません。
銀山温泉に行ってみたいと思うのはそのレトロ感たっぷりの温泉街です。
川をはさんで両側に旅館がある景色は素敵だと思います。
やはり宿泊をして日が暮れて旅館に明かりが灯った景色もぜひ楽しみたいものです。
また宿泊者しか居ない静かな朝の景色も最高です。
その様子の動画はこちらになります。
旅館自体が国の有形文化財にも指定されているところもあり、大正という知らない昔の良さを感じながらの散策は銀山温泉の楽しみです。
温泉は12件ほどありますが、お店は4件ほどと少ないことから日中に温泉街を散策するだけでは本当の良さが楽しめませんので、やはり宿泊してゆっくりと大正ロマンの温泉街の夜景を楽しむのが本当にお勧めです。
本当はクラッシクな旅館の中を見て廻れることができれば良いのですが、ライトアップされた夜景を夕食後の散策をするだけでも十分に楽しむことができます。
銀山温泉にチェックイン後に温泉を楽しんで浴衣に着替えた後に銀山温泉街を散策していますと、団体旅行のバッチを付けた方の団体が急ぎ足で観光されている姿を見ますが、やはり銀山温泉の魅力は宿泊されて、ゆっくりと夜景などを楽しむことを本当におすすめします。
銀山温泉へは個人的には簡単に行けないなというのが正直な感想でした。
ところが山形空港からバスで銀山温泉まで運行されていることを知りました。
山形空港と銀山温泉を結ぶバスは1日に3便あり、予約は不要とのことです。
伊丹や羽田からの朝便に合わせて1便は午前9時30分に山形空港から発車し、銀山温泉には午前10時45分着と、1時間15分で到着します。
名古屋からのお昼の便に対して、2便は午後1時55分に出発します。
午後の伊丹、札幌、羽田からの便がありますが、尾花沢市役所までとなり、残念ながらこの時間での銀山温泉へのバスはありません。
旅館へのチェックインの関係から遅い時間の運行は無いのでしょうか。
銀山温泉から山形空港へのバスは午後の名古屋、伊丹、羽田、札幌便に接続しています。
バスの運行時間は季節により変更となりますので確認が必要です。
バスの運行会社は「はながさバス」です。
タクシーで山形空港から銀山温泉まで行く場合のタクシー代金は小型が12,000円ほど、中型が15,000円ほどとなります。
山形新幹線つばさで行く場合には大石田駅まで行き、駅から宿の送迎サービスを利用するか、大石田駅から銀山温泉行きのはながさバスの定期路線バスを利用します。
バスの乗車時間は40分ほどとなります。
銀山温泉に宿泊の方は各旅館が専用駐車場を持っていますので、こちらに車を預けて銀山温泉の宿まで歩く事になります。
荷物は駐車場に係の方がいて宿まで運んでくれる事が多いと思います。
私たちも係の方がスクターで宿まで荷物を運んでくれましたし、チェックアウト後も駐車場まで運んでくれました。
宿の駐車場が満車になった場合は銀山温泉の入口の白銀橋の場所まで600メートルの場所にある共同駐車場利用となります。
駐車場から銀山温泉までは下り坂ですから10分もあれば到着しますが、帰る時には坂道を登っていかなければなりませんので大変です。
有料となりますが銀山温泉街入り口までのシャトルバスがありますので利用すると良いでしょう。
銀山温泉入口にある白銀橋のすぐに駐車場のある宿は伊東屋、旅館松本です。
歩いて2〜3分ほどの場所に駐車場があるのは古山閣・クラノバ、能登屋旅館第1駐車場、旅館松本です。
銀山温泉は実はそれほど大きな温泉地ではなく歩いても端から端まで200メートルほど、5分も歩けば行けてしまう大きさなのです。
銀山温泉はレトロな温泉街が続いているイメージですが、写真に出ている景色は中心部の一部のみなのです。
それでも雪が降っている時期や夜間の景色は最高なものとなっています。
私たちが訪れたのは夏でしたが、冬の雪が積もった銀山温泉も素敵だと思います。
銀山温泉の共同トイレは温泉街の一番奥にある白銀公園の手前にあります。
銀山温泉でお土産が買えるのは次となります。
明友庵
白銀橋のすぐ横の明友庵では、はいからさん通りが閉店となったため、はいからさんで人気だったカリーパンがこちらで売られていましたが、午後3時40分のチェックイン時に行きましたら売り切れていました。
営業時間は午後5時30分までですから夕食後の散策時には利用出来ません。
野川とうふや
こちらでは「立ち食い豆腐テン」、「立ち食い生揚げ」、「立ち食い豆腐」が販売されています。
目の前の足湯に入って食べるのも良いのではないでしょうか。
営業時間は午前8時30分から午後6時となっています。
江戸屋
お土産店らしいお店です。
営業時間は午前8時から午後9時(冬季は午後6時30分)までとなっています。
くじら餅は良く焼かないと固くて食べることができませんが、地元の質素な味を楽しむことができます。
八木橋商店
地酒やクラフトビールが楽しめるお店ですが、お土産も取り扱っています。
夕食前にビールを軽く飲みたい時や、地酒の味見をしたい時にはおすすめのお店です。
伊豆こけし本店
銀山温泉街の一番奥にあるお店です。
営業時間は午前8時30分から午後5時30分となっています。
ちなみに銀山温泉で泊まった宿の方におすすめのお土産を聞いたところ、特産品は無いので夏の時期でしたら「スイカ」が良いのではと言われました。
たしかに銀山温泉から尾花沢に向かう道沿いにはスイカを販売しているお店が何件かありました。
尾花沢市はすいかの名産地ですから、スイカジュースやスイカソフトクリームなども銀山温泉にあります。
観光中の昼食にはそば処瀧見亭や、そば処・酒処伊豆の華があります。
そば処瀧見亭の営業時間は午前11時から午後2時(木曜日定休日)となっています。
ざる蕎麦や、ざる蕎麦の2.5倍の板蕎麦が人気となっています。
5月かた8月の夏の暑い時期には冷たい肉蕎麦、9月から4月にはかも蕎麦もお勧めします。
尾花沢産蕎麦粉使用の自家製打ち立て蕎麦は美味しいのです。
そば処・酒処伊豆の華の営業時間は午前11時から午後6時(水曜日定休日)となっています。
揚げ茄子おろしそばとおしんめしが入った「おしんめしセット」や山形名物の板そば、名物の天丼(海老天・野菜天)などいかがでしょうか。
銀山温泉の旅館では私たちが訪れた時には立ち寄り湯を中止していますという宿が多かったので、実際に行かれる際には確認する事をお薦めします。
観光案内所にはその時点での立ち寄り湯の利用可能状況が掲示されていました。
銀山温泉の公衆浴場はしろがねの湯となります。
銀山温泉街に入る橋から50メートルほどの場所にあります。
利用可能時間は午前8時から午後3時30分で、定休日は水曜日となっていました。
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