大町温泉郷は立山黒部アルペンルートの観光のベースとしての役割が大きいと思います。
私は愛知県から早朝出発して扇沢に正午ほどに到着しますのでそのままアルペンルートに観光に行こうとも考えましたが、室堂でゆっくり観光したいので1泊目は大町温泉の宿に早めにチェックインして温泉でゆっくりくつろいで、2日目の朝からのアルペンルート観光にすることにしました。
私の宿泊した大町温泉の宿から扇沢までは20分ほどでしたから、宿を8時に出発して当日に扇沢で乗車券のチケットを購入して午前8時30分の便の関電トンネル電気バスに乗車して観光をスタートする事ができました。
途中での観光はしなく室堂まで最速の乗り継ぎで行っても到着したのは10時頃でした。
この時間ですと電気バス、ケーブルカー、ロープウエイ、トロリーバスはどれも席が空いていて快適でした。
室堂に到着して私たちは散策を満喫するためにみくりが池をぐるりと廻ってミドリガ池、立山室堂山荘から戻るというルートを楽しみました。
ガイドブックなどでは2時間コースと書かれていましたが、60歳半ばの私たちは途中で撮影や立山室堂山荘で少し休憩しましたが、1時間20分ほどで廻ることができました。
その後ホテル立山のお土産店で買い物をして一気に扇沢まで戻りました。
室堂を11時45分の便のトロリーバスで出発して観光をしないで扇沢に着いたのは午後1時21分でした。
その後扇沢のレストハウスでダムカレーを食べて愛知県までの帰路に午後2時過ぎに着きましたが、余裕があれば大町温泉の宿でもう一泊すれば体も疲れないで快適な旅行になったと思います。
アルペンルートの観光は別記事にて詳しく書いています。
立山黒部アルペンルートの観光のベースの宿として格安の温泉宿が無いかと探したのですが、BBHホテルグループでリーズナブルに宿泊できる黒部観光ホテルは平日にも関わらず満室で予約できない状況となっていました。
なぜだろうと思い他の宿を探して宿泊しました。
その理由はアルペンルートに行きますと個人旅行のYOUや団体旅行のYOUがとても多かったのでわかりました。
団体客を受け入れ出来る宿はYOUたちの宿で宿泊が埋まっていたのです。
わが家は部屋数が20室と団体客が宿泊できない宿を予約できましたので、ゆっくりと温泉宿の宿泊を満喫できました。
わが家は少し前に富士五湖の高級温泉ホテル宿に宿泊しましたが、YOUの団体客も受け入れていた宿であったので我が家の温泉宿に求める宿とは違うと感じ、それ以降は団体受け入れをしない宿を選ぶようにしています。
個人的な意見ですが、やはり個人旅行をされている方をターゲットにしている宿の方が満足度は高いと思います。
安曇野インターに午前11時頃に到着しましたので、午後3時の旅館のチェックインまで大町温泉近くの観光をする事にしました。
まずはランチを兼ねて大王わさび農園に行く事にしました。
クリアボート
無料の第一駐車場のすぐ横にクリアボートの受付場所がありました。
ランチまでには時間がありましたので大王わさび農場の横にある湧き水の川の蓼川をゴムボートに乗って15分ほど楽しむものです。
ライフジャケットを借りて9人ほどが乗れるゴムボートに乗って奇麗な蓼川の景色を楽しむものです。
まずは少し上流までパドルを漕いで、そこから流れにまかせて川下りを楽しみ、またパドルを漕いで戻ってくるというものです。
川は自然がいっぱいで、準絶滅危惧種に指定しているエメラルドグリーンの体に黒い羽のアオハダトンボや、木に留まって休憩しているアオダイショウ、黒澤明監督の映画の「夢」に使われた水車小屋などを見ることができました。
とてもきれいな川の水でわさびが育っているのだなという事が良くわかるオプショナルツアーでした。
料金は大人1,400円でした。
クリアボートの様子が少しわかる動画はこちらになります。
湧水飯釜大王庵
クリアボートを楽しんだ後は湧水飯釜大王庵でランチをしました。
平日の正午でしたから入店するのはお店の前で10分ほど待ちました。
注文したのは名物と書かれていた本わさび飯1,300円とそばせいろ1,100円です。
料理が運ばれるまで席で生わさびをおろして待ちます。
本わさび飯は食べ方が書かれたものがテーブルに置かれていました。
運ばれて来たものはご飯と薬味と味噌汁と安曇野名物の紅鱒のから揚げとなっています。
紅鱒のから揚げは冷めていて少し硬いものでした。
味噌汁はご飯の器よりも大きなもので、味噌汁だけでお腹一杯になりそうです。
ご飯は通常サイズのお椀に一杯でしたが、もう少しご飯の量が欲しいなと思いました。
ご飯のお代わりは100円でできるのですが、味噌汁を通常サイズにしてご飯を増量してくれれば良いのにと思いました。
わさびの茎の甘酢漬けとかつお節、ネギと海苔をトッピングして自分で擦った生わさびを乗せて頂きます。
本当に美味しかったので大満足でした。
わさび畑や売店の様子です。
大王わさび農場を後にしましたらまだ時間がありましたので、近くにあるアルプスあずみの公園に行く事にしました。
残念ながらヒマワリ畑は1日前に終了していたのですがジニア(百日草)の花畑とサンパチェンスの水上花壇が見ごろということで行きました。
車のナビゲーションに案内されて行きますと中央口の第2駐車場に到着しました。
車を停めて5分ほど歩いて岩原口まで行き聞きますとジニア(百日草)の花畑までは園内を歩いて15分ほどかかるので堀金口の第5駐車場まで車に戻って行くと良いと言われました。
堀金口の第5駐車場までは車で行くのも面倒でしたので断念しました。
同じようにナビゲーションで来ていた観光客の方も数台いましたが、皆どこかにそのまま行ってしまいました。
アルプスあずみの公園は観光には向かないかなと思いました。
当初はガラス工芸家のエミール・ガレの美術館と、ガラスショップ、レストラン、ガラス工房を兼ねそろえた複合施設の安曇野アートヒルズミュージアムに行ったのですが、駐車場に行きましたら閉館となっていたことがわかりました。
私が駐車場でどうしようか考えて居た時にも観光の方の車が3台来ましたので、閉館となっていた事を知らない方が多いようです。
そのため代わりの場所ということであづみ野ガラス工房に行ったもですが、こちらはわざわざ行く必要が無かったと思えるお店でした。
小さな店舗にはガラス作品の販売も行われていましたが、欲しいと思えるようなガラス食器のセットなどはなく、単品のグラスなどの販売のみでした。
また、吹きガラス体験をしている方も居て見ることができましたが、店内にスタッフなど誰も居ませんでしたのでそのまま帰りました。
すぐ出来ると言われましたらオリジナルビールグラスを作りたいなとも思いましたが、そのまま帰りました。
見るだけでしたら観光には向かない場所です。
宿泊した宿で林檎のグラタンが出たのですが、器になっていた林檎がシナノリップだと教えてもらいました。
シナノリップは「千秋」に「シナノレッド」を交配して生まれた長野県オリジナル品種ということで、流通量が少ないので8月に安曇野でしか買えないと言われました。
そのため観光の帰りの日にJAの直売所に行くことにしました。
私が訪れたのはAコープファーマーズおおまち店です。
Aコープに入りますとすぐにJAの農産物の直売コーナーがあり、シナノリップが5農家のものが置かれていました。
同じシナノリップでも大きさや赤くなった熟成度が違うものが並んでいました。
わが家が購入したものは3玉で540円でした。
桃も多く並んでいました。
ブドウもシャインマスカットやピオーネがありましたが、驚くほど高いクイーンルージュもありました。
とても高いので買いませんでしたが2房も入って594円の池田町のナイヤガラというブドウがありました。
お店の方に聞きましたら皮は食べられなく種もあるとのことですが、今朝初めて入ったブドウとのことでした。
シャインマスカットなど栽培が容易で高価なぶどうに押されて栽培量が少ないとのことでしたので買って食べてみましたが、皮が薄くて食べやすいのですが、種がありました。
味は甘さと酸味のバランスが良く、香りが強いので美味しく頂きました。
JAの直売所の果物には出荷日が書かれていますので、新鮮な果物はお土産におすすめします。
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