白馬と言えばもちろんスキーシーズンがとても有名なのですが、私たちは自然の景色が楽しめる絶景スポットへの初心者向けのハイキングがとても好きでおすすめだと思っています。
白馬の八方尾根や栂池などはスキー用のゴンドラやリフトなどがありますので、ふもとからこれらを利用して1,800メートルから2,000メートルほどの高さの場所まで簡単に行くことができます。
そのため初心者でも簡単に白馬の高山の山々の景色を楽しむことができます。
コースは岩などが出ていて平坦ではなくゴツゴツしていて歩きにくいところもありますが、しっかりと整備されていますので、自分の技量や体力に合わせてハイキングを楽しむことができます。
もちろん足元はトレッキングシューズの方が楽ですが、天気が良ければ通常のスニーカーでも十分に楽しむことができます。
65歳の私たちが10月の初旬に八方尾根と栂池自然園に実際に行ってきましたのでその内容と感想についてお伝えします。
八方尾根には八方駅から八方ゴンドラリフトのアダム、アルペンクワッドリフト、グラートクワッドリフトに乗り八方池山荘まで行く方法と、黒菱リフトから雲海デッキに行き、グラートクワッドリフトに乗り八方池山荘まで行く方法があります。
私たちは車で八方駅すぐの有料の駐車場名で行き、ここから八方池山荘まで行きました。
朝の8時に愛知県を出発しましたので八方駅に着いたのは午後1時となりました。
途中で八方インフォメーションセンターに用事がありましたので無料の第2駐車場に車を停めてゴンドラの乗り場までの事を聞きますと、ここから歩くと15分以上かかるので車であれば1,000円の有料となるけれどもゴンドラのすぐ横の駐車場まで行くのがおすすめだと言われました。
たしかに第2駐車場までは1.5キロもありましたので車でも5分かかりましたので歩けば15分ほどかかり、下山してきた後に駐車場まであるくのは大変だったろうなと思いました。
車の方はゴンドラ乗り場近くの駐車場まで行くのがおすすめです。
食事は駐車場すぐ横にあるカフェ・ド 4260でとも思いましたが、ゴンドラで上がった2か所にも食事ができるところがあると駐車場の係の方に言われましたので早々にゴンドラリフトに乗りました。
うさぎ平テラスに行きますとメニューは2,000円ほどするカレーなのでやめて八方池山荘に行きました。
こちらは名前の通り昔ながらの山小屋といった雰囲気の食堂で、昼食は午後2時までの営業となっていました。
すでに午後1時30分でしたから私たちは軽くうどん700円と天ぷらうどん900円を頂きました。
そして午後2時に標高1,830メートルの八方池山荘を出発しました。
標高2,005メートルでトイレもある第2ケルンまではルートに岩が多い右ルートと、距離は増えますが木道になっていて歩きやすい左ルートがありますので、私たちは左ルートから登りました。
右側は結構ごつごつした道です。
案内図では第2ケルンまで約1時間、そこから八方池まで30分となっていましたが、65歳の私たちでも八方池までは1時間で行くことができ、午後3時に到着しました。
途中はお茶を飲みながら、時には休みながらのハイキングでしたがそれほど大変な登りと感じることはありませんでしたので、初心者でも楽しめるコースだと思いました。
この時間になりますと山の上には雲がかかっていてきましたので、山はやはり天気の良い午前中に登るのが良いかなと思いました。
八方池で写真を撮りましたら、八方池山荘からのリグラートクワッドリフトの最終時間が午後4時30分でしたから下りを急ぎました。
下りも八方池からリグラートクワッドリフトまでは50分ほどで下ってくる事ができました。
そしてリフトとゴンドラを乗り継いで麓の駐車場には午後4時30分に到着しました。
ここで靴を履き替えて本日の宿泊する栂池のペンションに向かい、午後5時にチェックインできました。
私たちがハイキング気分で八方尾根に登ったのは10月5日でしたがその2日後に初冠雪がありました。
ハイキングの服装は天気による気温の変化が分かりませんでしたので、ザックの中には上下のシンサレートの雨具と、ユニクロのウルトラライトダウンを入れていました。
今回は天気がそれほど悪くはなかったのでユニクロの防水のウインドブレーカーで十分で、暑くなれば脱ぎ着して温度調整していました。
10月初旬であっても本当にドピーカンの天気が良い日以外でしたら、天候の悪化の急変で低体温症にならない様に服装の準備はしておくか、ハイキングをあきらめる事を準備しておきましょう。
私たちが八方尾根の八方池山荘で昼食を食べていた時に、同じ様に食べていた高齢の方がいましたが、この方は八方池山荘に宿泊するのでリュックを預けて身軽な装備でゆっくりと八方池まで登っていました。
私たちは午後からのトレッキングでしたが、栂池のペンションでの宿泊であったので八方池山荘からの最終の下山リフトの時間を気にしながらの装備を入れたリュックでのハイキングでの登山工程で、下山リフトの時間を気にしての工程でしたが、リフトの時間を気にする必要がなければゆっくりと楽しむことができるので八方池山荘での宿泊もありかなと思いました。
ただしあくまでも山小屋ですから山麓のホテルやペンションの様にはいきませんが、お風呂もありますし、トイレにはウォシュレットが付いています。
天気の良い日にはゴンドラの最終が終わり静かになった山の景色を楽しめるのではないでしょうか。
栂池ゴンドラリフト近くのペンションに宿泊しましたが、朝食が終わったのが午前8時30分ごろでしたのでそれからゴンドラリフトの乗り口まで車で行きました。
ペンションからゴンドラリフト乗り場までは歩いて10分ほどとのことでしたが、下山後歩くよりもすぐに車に乗れた方が便利とのことでしたから、500円を支払って栂池高原駅の有料駐車場に車を停めました。
ゴンドラリフト乗り場には更衣室やトイレがあります。
ゴンドラリフトとロープウェイの料金はペンションで前売り券を購入できましたので3,300円となりました。
当日は天気がよくなかったのですが、雨雲レーダーを見ますと雨は降らないということでしたからゴンドラとロープウェイを使って自然園駅まで行きました。
駅から栂池ビジターセンターまでは舗装路を登りますが400メートルもありますのでかなりの距離です。
ビジターセンターで入園料を支払い自然園のハイキングの始まりです。
トイレはこの後は楠川を超えたところにある場所までありませんので、ビジターセンター横の公衆トイレでしっかり済ましておきましょう。
お腹が減った方は栂池山荘の食事処で食べることができます。
私たちはペンションで作ってもらったおにぎり2個とお茶のペットボトルを持って午前9時にゴンドラリフトに乗って散策に出かけました。
ゴンドラのイブは随時運行されていますが、栂池ロープウェイは20分間隔での運行ですから自然園駅に着いたのは9時30分頃でした。
木道を進みますが雲の中ですから紅葉がとても奇麗な時期なのですが、あまり周りの景色を楽しむことが出来ません。
風穴です。
天候が良くないので何処まで行こうか迷いましたが、ワタスゲ湿原を超えて楠川を越えて行きました。
この楠川近辺の坂道は少し大変でした。
浮島湿原横の案内板を超えて展望湿原方面のモウセン池を目指したのですが、水場である銀名水の所で午前11時になりましたのでお弁当にぴったりな椅子が用意された場所がありましたので、ペンションで作ってもらったおにぎりの昼食にする事にしました。
こちらが水場です。
自然園入口からコース表では1時間10分となっている距離を実際には1時間30分かかりました。
ここで天候も良くなく雲も晴れそうにない状況で、雨もポツポツという状態でしたので、展望湿原方面に行っても景色は望めないだろうと思い、行くことはあきらめて浮島湿原に戻りました。
浮島湿原を周遊して戻ろうと思った時に運よく小蓮華山方面の雲が少しだけ晴れて湿原と紅葉のすばらしい景色をほんの少しの間だけ見ることができました。
天気の回復は望めず、周りは雲の中で景色は楽しめませんでしたので浮島湿原の周りを周遊して、最短コースでビジターセンターまで戻りました。
コースの分岐点には案内番があり、距離と時間が表示されていますので便利でした。
ロープウェイ乗り場には12時30分ほどに到着しましたので、銀名水のポイントまでの往復には昼食と休憩を含めて3時間かかった事になります。
栂池ロープウェイは20分間隔での運行ですからビジターセンターから駅までの舗装道路の下り坂を急いだのですが、10分では行くことが出来ませんでした。
そのため駅にある休憩所で待ちますが、こちらにはお店がありますので見て待ちました。
ゴンドラに乗って栂池方面を見ますと天気は良かったので、上だけが雲の中という状態だったのです。
駐車場に着いたのは午後1時10分頃でしたから4時間10分かかったことになります。
八方尾根は天気がそれほど悪くありませんでしたので長袖の吸水速乾性に優れた下着の上に長袖の厚手のチェックのシャツを着ていました。
もちろんザックには薄手の防水性のあるユニクロのウインドブレーカー、エントラントの上下のレインウェア、ユニクロのウルトラライトダウンを気温が下がった際の状況に備えて持っていました。
リフトはウインドブレーカーで十分で、登りだしますと暑くなってきましたので長袖シャツのみで十分でした。
ただし休憩時は体が冷えてきますので、ウインドブレーカーが必要でした。
手は意外と冷えますので手袋を常時はめていました。
足元は、今回はそれほどハードな登山道ではない事からダンロップリファインドの合成皮革+合成繊維の防水性と通気性が優れた軽量のトレッキングシューズにしました。
このシューズはアウトレット価格の3,990円で購入した格安品でしたが、2日目の天候が悪い栂池自然園の濡れた木道や、ぬかるんだ登山道、滑りやすい岩に対してもとても歩きやすかったので、軽トレッキングには十分だと思いました。
栂池自然園は雲の中でしたので歩行中も常にウインドブレーカーが必要でした。
昼食時は体が冷えてきましたのでウルトラライトダウンを着ました。
私たちが栂池自然園を訪れた10月初旬の2日後には冠雪がありました。
栂池自然園では木道の上に積もった雪で転んでしまい、救助ヘリで運ばれた方もいらっしゃいましたので、積雪の場合は滑らない足元の用意が必要だと思います。
価格も1,000円以下ですから、トレッキングシューズに簡単に装着できる簡易型のアイゼンチェーンスパイクを準備しておくと良いでしょう。
また、2,000メートルほどの山でも低体温症で動けなくなった方が多発したという報道がありましたので、やはりザックには防寒のための0℃から5℃程度になっても良い服装を持って行く事をおすすめします。
持っている服を全て着ても寒さを感じるようでしたらすぐに引き返して、ロープウェイやゴンドラに乗って下山しましょう。
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