福島県の奥飯坂穴原温泉の匠のこころ吉川屋に宿泊した部屋と風呂と夕食と朝食ビュッフェび料理とおもてなしについてと近くの観光地について教えます

福島県の奥飯坂穴原温泉の匠のこころ吉川屋に宿泊した部屋と風呂と夕食と朝食ビュッフェび料理とおもてなしについてと近くの観光地について教えます

匠のこころ吉川屋について

福島県の匠のこころ吉川屋はプロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキング11位の宿となっています。 ランキングはおもてなしや料理、客室や大浴場といった施設、館内で行われるイベントや四季の演出などの企画という4つの部門があり、それらの総体評価が総合となっています。 匠のこころ吉川屋が総合ランキング11位となったそれぞれの項目ランキングは次となっています。 おもてなし:9位 料理:7位 設備:22位 企画:16位 以前よりも料理と設備の順位がアップしたことで総合順位が13位から11位にアップしましたのでがんばっていると思います。 匠のこころ吉川屋には自家用車で行きましたので、ホテル敷地内に入って行きましたら玄関前のエントランスに2名の係の方が居てこちらへと誘導されました。 吉川屋には午後3時30分にチェックインしましたが、玄関近くの第一駐車場は満車だと言われ、玄関前で荷物を降ろしましたら少し離れた第二駐車場に車を停めてくれと言われました。 玄関近くの駐車場は10台分しかありませんので、ほとんどの個人旅行客は第二駐車場に車を停めることになるのではないでしょうか。 玄関正面前の駐車場は個人旅行客用の車を駐車できる白線も引かれていますが、私たちが宿泊した日は団体旅行の観光バス専用の駐車場となっていて朝見ましたら4台の観光バスが停まっていました。 今まで普通の高級旅館では団体旅行のバスは乗客と荷物は玄関前で乗降や出入りさせるのですが、バスの駐車は別の離れた所に駐車するのが普通という認識だったのですが、匠のこころ吉川屋は個人旅行客の車よりもバスの駐車を玄関近くに停めることから個人旅行客がメインターゲットの宿ではなく、団体旅行客をメインに受け入れている宿なのだなと感じる一面でした。 プロが選ぶ日本のホテル旅館で11位に選ばれているのは個人旅行客目線ではなく、団体旅行客を取り扱う旅行会社目線でのランキングではないでしょうか。 個人旅行客としては駐車場チェックインについてはおもてなしが9位になっている様な良さを感じることはできませんでした。 またチェックイン時もスタッフがとても少ないとも感じました。 玄関前で自家用車の受け入れをしていたスタッフが夕食のレストランスタッフもしていましたし、部屋まで案内してくれた方がチェックアウト時間には1人でフロントスタッフをしていました。 3階のメインダイニングのまつかぜでの夕食時もスタッフが1人で大きな台車に各テーブルに配る料理をたくさん乗せて配膳していましたが、3名ほど居たスタッフも大広間で団体客の食事が始まったのかそのうち居なくなり結局1人の方となっていました。 高級ダイニングのせせらぎの杜ダイニング「燈花」での夕食でしたらこういった事は無いと思いますが、わが家はベーッシクプランでの宿泊でしたからあまり贅沢は言えません。 そのため食べ終わった料理のお皿なども下げられずに、次の料理やデザートなどが運ばれてきました。 わが家は4人テーブルに2名でしたから食べ終わった食器は横に置いて食べることができましたので良かったのですが、こういった点もスタッフが居ないからだなと感じさせられました。 人手不足で温泉旅館も大変だとは思いましたが、どうしても今回の旅行で前日宿泊したプロが選ぶ日本のホテル旅館100選の総合ランキングがより上位の旅館と比較してしまいますのでこのような感想となってしまいました。 旅館のエントランスはとても立派で高級旅館の雰囲気となっていましたが、残念ながら空調がされていませんでした。 匠のこころ吉川屋は全100室の大型旅館ですから、やはりメインのお客は団体客であると感じてしまった温泉旅館でした。

部屋について

フロントでチェックインの手続きをしますと部屋は紫雲閣の部屋にグレードアップしましたと言われました。


予約した宿泊プランは最安値となっていた紅雲閣の12畳でしたが、紫雲閣の部屋にしてくれたとのことでした。


紅雲閣の部屋は昔ながらの雰囲気を持つお部屋で、バス・トイレ付ですが、一部ユニットバスの部屋もあるとのことです。


紫雲閣の部屋は渓谷に面し、対岸の片倉山の岩壁もご覧いただけるお部屋で吉川屋では2番目に新しい部屋だそうです。



団体客がバス4台分も居ましたので紅雲閣の部屋から押し出されたのかなと思いました。


午後3時30分頃にチェックインしたのですが、チェックインが混んでいるので部屋への案内は少しお待ちくださいと言われてロビーで少し待たされました。


フロントにはチェックイン担当の女性が2名居ましたが、部屋への案内の係の方は1〜2名しか居ないようです。


ようやく部屋へ案内されたのですが、エレベーターから降りた紫雲閣の8階フロアは換気があまりされていないようで、カビの様な臭いがして不快でした。


案内された8階の部屋も禁煙室でしたが入った瞬間に換気があまりされていない臭いがしていましたので、自分で窓を開けて換気しました。


空気清浄機も置かれていましたが、配線が束ねられていてコンセントにも差されていませんでしたので通常は空気清浄機を稼働させていないのでしょう。


ちょっと驚いたのは案内された部屋に入る時に係の方がカギを開けますと、電気も付いていない部屋に先に入ってくれと言われ、入ってから後ろで係の方が電気をつけられたことです。


通常は係の方が先に部屋に入り電気をつけてからどうぞと言われると思うのですが、暗い部屋に先に入れと言われたのは高級旅館では初めての事でした。


部屋には水屋があってお茶セットと湯沸かしポットはありましたがお茶菓子はありませんでした。


冷蔵庫もありましたが電源は入っていませんので、電源は入れるかどうか聞かれました。



使う予定はないので入れなくても良いと言いましたが、ポットに入った冷水も部屋には置かれていませんでしたので、我が家は1階ロビーで自動販売機のミネラルウォーターを購入して部屋に持ち込みましたがそれを冷やしておけばよかったかなと思いました。


お茶に関してもポットのお湯が無い事から部屋にて飲みたければ洗面所の水を使って自分でポットで沸かして飲めということです。


部屋にお湯や冷水のポットが無いのは1階のラウンジにフリードリンクとお菓子があるのでこちらで飲み食いしろという事でしょうが、わざわざ8階からのどが乾いたらエレベーターを使って行くのも面倒でした。


前日に宿泊した旅館が部屋にお湯と冷水のポットが置かれていて、部屋まで案内してくれた中居さんがお茶を入れてくれましたし、お茶菓子も用意されていましたのでそういった至れり尽くせりの高級サービスを温泉旅館に期待する方には匠のこころ吉川屋はおすすめできない宿だと思いました。


当初宿泊予定でした紅雲閣の和室12畳の部屋はこちらになります。
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実際に宿泊した紫雲閣の部屋はこちらですが、それほど差を感じませんのでアップグレードによる差はあったのでしょうか。




それよりも部屋のトイレの部屋の横幅が狭いので便座に座るたびに右ひじがペーパーホルダーに当たりますのでとても不便でした。



部屋の掃除はしっかりとしてありましたので問題はありませんでした。




食事中に部屋には布団が敷かれていたのですが、マットレスがとても薄く布団に寝ますとお尻などが畳に底着きしてしまいましたので、押し入れ内にあったマットレスを出して2枚重ねにして寝ました。




部屋の窓からの景色です。


ラウンジサービスと売店

3階のフロント横にあるラウンジの摺上の瀬では数種類の飲み物とお茶菓子のサービスが行なわれていました。




私は湯上り後にこちらの横にある自販機のビールを買って飲みました。



ラウンジでお菓子やドリンクを飲めるのは午後3時から午後8時30分となっています。


またフルーツ王国ふくしまならではの「蛇口からジュース」を体験できるフルーツジューススタンドがあり、こちらでは桃ジュースを飲むことが出来ました。



売店もあり、お土産もこちらで購入することができます。




売店もスタッフが兼業のようで、営業時間は午後2時から午後6時、午後8時から午後9時、午前8時から午前10時30分となっています。

お風呂について

大浴場には内湯と露天風呂とサウナがあります。




弁天の湯の左手奥には露天風呂のかもしかの湯があります。


藤太の湯の右手奥にはさるあみの湯があり、露天風呂はさるあみの湯の方が広くなっています。


大浴場の利用可能時間は午前11時30分から深夜12時、午前5時から午前10時となっていて、時間による男女の入れ替えが行われています。


大浴場にはシャンプーバーも用意されています。


バスタオルは脱衣所に置かれていますので、部屋からはハンドタオルだけ持って行けば良いのは便利です。


浴衣は部屋に置かれていますが、入浴後に汗をかいてしまいましたので、フロント横の棚に置かれていて自由に使える浴衣を使えるのは便利でした。


温泉の泉質は弱アルカリ性単純泉なのですが、入浴すると肌がすべすべとした感触になりませんでした。


内湯の弁天の湯と露天風呂のかもしかの湯の様子と動画はこちらになります。

















大浴場の様子がわかる動画はこちらになります。



川沿いの浴室からの景色を見てゆっくりと温泉を楽しむことができました。


プライベートに温泉を楽しみたい方のための有料の貸切風呂もあります。
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露天風呂もあってバリアフリーとなっているそうです。

夕食料理と朝食ビュッフェについて

夕食のプランはスタンダードな黒毛和牛すき焼き会席です。



豪華な料理をという方向けのご夕食グレードアッププランもあり、メイン料理は黒毛和牛陶板焼きか鮑踊り焼きから選べますし、お造りもグレードアップされていました。
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今回のスタンダードプランの献立は次となっていました。


前菜:じゃが芋と桃すりながし、北寄貝の和え物、嶺岡豆腐、玉蜀黍白扇揚げ、南瓜茶巾、涼風流し、穴子クレープ





吸椀:吉川屋名物 女神の薬膳美肌スープ



造り:料理長おまかせ



しのぎ:とまとプリン



主菜:黒毛和牛すき焼き



お好み料理:1つ選択
・荏胡麻豚柳川風
・米茄子蟹餡掛け
・こだわりのビーフシチュー
ビーフシチューはお腹一杯になってしまいました。




こちらが米茄子蟹餡掛けですが、これもボリュームがありました。



口直し:無花果ワイン煮
食事 止椀:紅花と伊達鶏炊込み御飯、味噌仕立て
香の物:三種盛り



甘味:フルーツ甘酒プリン



お酒は白ワインを頂きましたが、安い3,850円のワインでこの上のランクのワインは9,570円していましたので止めました。



食事の前に追加料理はいかがですかと聞かれました。


おすすめされた料理は結構な金額でしたし、通常の料理でも量が多いかもしれないと思いお断りしました。




スタンダードプランでも十分な料理の量でお腹一杯になりました。


ちなみにその日のおすすめの追加料理は次となっていました。


本日のおすすめ
・鮎炭火塩焼き 1人前 1,100円
・鰹のわら焼き 1人前 2,150円
・伊勢海老刺身・焼物 各1尾 6,500円


本日のおすすめの逸品
・おつまみ3種 1人前 1,100円


・会津産牛すじ煮込み 1人前 1,500円


・会津坂下産馬刺し 1人前 2,640円


・鮑の踊り焼き 1人前 4,800円
・仙台牛ヒレステーキ 1人前 5,500円


本日のおすすめ料理であればコースの中に入れてくれたらうれしかったと思いました。


スタンダードプランの量でも十分お腹一杯になりました。


朝食は3階にあるまつかぜの会場で食べ放題のビュッフェ料理となっていました。


朝食は団体旅行の方も一緒でしたので開場の7時に行きましたがとても混んでいて、まつかぜの会場だけでなく、会場入り口すぐにあるラウンジの一部も食事会場となっていました。



朝食の料理は写真を見ていただければ大体の内容が分かってもらえると思います。




















ライブキッチンでは焼き魚と焼きおにぎり、フレンチトーストが作られていました。




個人的にはめぼしい料理がありませんでしたので、このような朝食となりました。




近くの観光地のフルーツ狩りと中野不動尊について

もも狩り


今回の宿泊プランが旅館から車で10分ほどの場所にあるフルーツ園でのもも狩りのチケットが付いたプランでしたので、チケットを持って車で指定されたまるせい果樹園に行きました。


まるせい果樹園のかずちゃん直売所の前の駐車場に車を停めて受付に行きましたが、午前9時に行きましたらまだ空いていてあかつきなどの桃がなっている畑まで案内してもらえました。



台湾からの団体旅行客もバスで来ていて、桃畑はとても賑わっていました。







おいしい桃の見分け方と取り方を聞いて、気に入って取った桃の皮を剥いて食べましたが、水分も多くとても美味しく頂きました。


料金は平日は大人800円、子供600円となっていました。


旅館で朝食を食べてすぐでしたので、桃は1個しか食べることが出来ませんでした。


桃を食べる場所には収穫して3日ほど経った食べごろの桃も用意されていました。



桃だけでなくさくらんぼ、なし、ぶどう、リンゴの食べ放題も時期によって行われていますので楽しいのではないでしょうか。


また桃狩りが終わった後には桃を購入して家まで宅配便で送ってもらいました。




送られて来たあかつきのはとても美味しいものでしたので、また桃のシーズンに送ってもらおうと思いました。


中野不動尊


旅館には午後3時前にチェックインできそうな時間でしたので、チェックイン前にすぐ近くにある中野不動尊に行きました。


とても静かな場所で観光客は私たちだけでした。






中野不動尊は日本三不動のひとつに数えられるお寺だそうで、三不動明王が祀られていて願いが真剣であれば願うことはどんなことでも叶えられると言われているそうです。


福島旅行中は天気が良いようにとお願いしましたが、翌日磐梯吾妻スカイラインの浄土平ビジターセンターに行く時は大雨となりましたので、願いは叶いませんでした。


中野不動尊では奥の院洞窟の中で不滅の燈明を見ることもできましたし、洞窟めぐりもできてそれなりに楽しめました。



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