日本三大古湯の一つである道後温泉は四国の名湯として有名で、歴史は日本書記にもその名が見られるほどで聖徳太子も入浴したと伝えられています。
道後温泉には人気の温泉施設が3か所もありますので、雰囲気が違う湯めぐりを楽しむのもおすすめです。
約3,000年もの歴史があり小説の「坊ちゃん」にも登場した街のシンボル的存在である重要文化財の道後温泉本館は木造三層楼の外観が素晴らしく、明治の面影そのままの館内は今でも毎日の銭湯としても使われています。
館内には石造りの浴室に砥部焼の陶板画が飾られ、大きな円柱形の湯釜と呼ばれる湯口が鎮座する神の湯と、花崗岩の中でも最高級といわれる庵治石や大島石、大理石が使われて高級感があふれる霊の湯があります。
温泉を楽しむ入浴コースが「霊の湯 三階個室」「霊の湯 二階席」「神の湯 二階席」「神の湯 階下」と4つ用意されています。
初めての方は神の湯と霊の湯どちらも入浴ができて、見学も付いてくる霊の湯コースが良いのではないでしょうか。
三階個室または二階席に行けば係りの人が入浴方法を説明してくれます。
もちろん道後温泉本館に行ったのであれば本館内の又新殿と坊っちゃんの間は必ず見学しましょう。
飛鳥乃湯泉は愛媛県の伝統工芸を生かしたアートな空間が楽しめる人気のフォトジェニックスポットです。
大浴場には本館にはない露天風呂もありますが、圧巻は本館と同じ様に砥部焼で作られた壁画でプロジェクションマッピングが見られるのです。
別館飛鳥乃湯泉は温泉に入りながらアートや地元工芸品が楽しめるようになっています。
そして別館飛鳥乃湯泉に行ったのであれば本館にある日本で唯一の皇室専用浴室の又新殿を再現した特別浴室を体験しましょう。
2室ある特別浴室では休憩室と御湯殿を模した浴室での入浴が楽しめます。
飛鳥乃泉の向かいには姉妹湯の道後温泉 椿の湯があります。
他の館とは違い大広間などの休憩場所はありませんが、リーズナブルに楽しめることからローカルな雰囲気漂う市民の憩いの温泉施設となっています。
本館の様に入館を待つ列ができるほど混むこともなく、飛鳥乃湯泉よりも空いていることから椿の湯が良いという方も多いのです。
椿の湯は本館と同じ源泉かけ流しの公衆浴場ですから効能は変わりません。
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